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島根県知事、新型コロナ「第8波入り」を宣言

2022年11月24日 22時39分42秒 | ウイルス
島根県知事、新型コロナ「第8波入り」を宣言
 2022年11月24日 (木)配信中国新聞

 島根県内の新型コロナウイルス感染について、丸山達也知事は22日の定例記者会見で「第8波入り」を宣言した。児童福祉施設や学校でクラスター(感染者集団)が多発。全国的に経済活動との両立が進み、季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されており、県は対策の徹底とワクチン接種の検討を呼びかけている。
 県内では、15日に約2カ月ぶりに感染者が800人を超え849人となった。22日も821人に上った。直近1週間(16~22日)の人口10万人あたりの感染者数は、第7波のピークだった8月下旬のほぼ半数の573・2人に増えた。16日以降、児童福祉施設18カ所、学校5カ所でクラスターが発生。小学生以下の子どもで広がっている。11月に入り、高齢者を中心に13人が死亡した。
 県は児童福祉施設や小学校、ハイリスクの人が集う医療機関や高齢者福祉施設での対策を強化。丸山知事は「陽性者を早期発見し、感染を最小限に抑える対応をする」と強調した。施設に勤務する職員が週2、3回の検査を3カ月続けられる量の約230万回分の抗原検査キットを配布するという。
 年末年始にかけ、インフルエンザとの同時流行や、感染力が強いとされ、欧米で流行しているオミクロン株派生型「BQ・1」「XBB」などへの置き換わりが懸念されている。県は1日最多で約4千人の発熱患者が最大10日間続くと想定し、医療態勢の強化を図る。(高橋良輔)

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誰かのために生きてこそ幸せ 90代の現役医師白方さん本出版

2022年11月24日 22時35分06秒 | 
誰かのために生きてこそ幸せ 90代の現役医師白方さん本出版
 2022年11月24日 (木)配信大阪日日新聞

 90代の現役医師で医療法人社団湯川胃腸病院院長の白方誠彌(しらかたせいや)さん=大阪市天王寺区=が『誰かのために生きてこそ-人生が好転する「利他の精神」』を出版した。「自分さえよければ」という利己的な発想ではなく、他人から感謝される生き方が自分に幸せをもたらすと白方さんが伝える究極の「他人本位」のお勧め本だ。
 本書は「祖国の勝利のため」「家族の生活のため」「貧困国の発展のため」など6章で構成。白方さんは九州の宮崎で出生。小学4年のとき、教員をしていた父の仕事の関係で両親ときょうだい7人で満州へ渡った。その後北朝鮮で終戦を迎え北からソ連軍が侵攻してくるなか、九死に一生を得る経験をして帰国した。少年時代には、長男の白方さんが可愛がっていた弟が病で亡くなり、「医師になって人助けをしたい」との思いから猛勉強をして九州大医学部へ入学。
 卒業後は脳神経外科医で岩手医科大講師、神戸大医学部助教授として医学の発展に尽力した。さらに院長として淀川キリスト教病院、日本バプテスト病院の経営再建に奔走。開発途上国バングラデシュの医療支援にも携わり、現在もNPO法人「アミティ・バングラデシュ」を立ち上げ40年以上にわたり支援活動を続けている。
 戦後の混乱期から復興、高度経済成長期を経て、バブル崩壊、阪神淡路大震災を経験。これら激動の時代を「利他の精神」で生き抜いてきた白方さんは「今の日本の多くの国民が精神的な貧しさを抱えている」と警鐘を鳴らし、「特に気がかりなのが『自分さえよければ』という自己中心的な意識の広がりである。特に若い人には人間は誰かのために生きてこそ、結果として幸せな人生を手にすることができるとの思いを伝えたい」と話している。
 幻冬舎メディアコンサルティング、46判200ページ、定価1650円(税込み)。

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医療現場に期待と慎重論 重症化リスクない人も対象 塩野義飲み薬、緊急承認

2022年11月24日 22時33分16秒 | ウイルス
医療現場に期待と慎重論 重症化リスクない人も対象 塩野義飲み薬、緊急承認
 2022年11月24日 (木)配信共同通信社

 塩野義製薬の新型コロナウイルス感染症の飲み薬「ゾコーバ」は、3回の審議が開かれるという曲折を経て緊急承認された。軽症者が使える初の国産飲み薬で、重症化リスクのない人も服用できるため注目が集まる。政府は塩野義と100万人分の購入契約を結んでいる。医療現場には治療の選択肢が増えることへの待望論がある一方、飲み合わせの難しい薬が多い点や費用対効果といった面から問題を指摘する声もある。
 ▽異例の経過
 ゾコーバの承認可否は6、7月に2度の審議を行っても結論を出せないという異例の経過をたどった。中間段階の臨床試験(治験)データでは、あらかじめ主要評価項目として設定した頭痛や吐き気などを含む新型コロナの12の症状を総合的に改善する効果を明確に示すことができなかったためだ。
 治験開始後に流行の主流が比較的重症化しにくいオミクロン株に置き換わり、薬を投与した人と偽薬の人でどれほど差が出たのか、効果を示しにくくなったことが一因と考えられた。塩野義はオミクロン株に特徴的な5の症状に評価項目を絞ると、症状が消えるまでの期間が短縮されたとする最終段階の治験結果を提出し、3度目の審議に臨んだ。
 22日の会合では「日本人に対しては効かないように見える」などとして反対した委員も1人いたが、賛成多数で了承という結論に至り、直後に緊急承認された。
 ▽三つ目
 既に国内で使われている飲み薬には米メルクのモルヌピラビル、米ファイザーのパキロビッドがある。これらは重症化リスクのある人など投与対象が限られているのに対し、ゾコーバではリスクのない人も投与対象に含まれているのが特徴だ。
 いずれもウイルスが増殖するのを防ぐ抗ウイルス薬と呼ばれるタイプで長崎大の泉川公一(いずみかわ・こういち)教授(感染症学)は「感染者数は増えている。内服薬の三つ目として使えるようになれば現場としてはありがたい」と評価する。
 ▽財政負担
 ただどれだけ使われるかは見通せない部分もある。妊婦は禁忌で、高血圧薬など飲み合わせに注意が必要な薬も多い。埼玉医科大総合医療センターの岡秀昭(おか・ひであき)教授(感染症学)は「重症化リスクのない人は、もともと薬を使わなくても治る」と考えている。抗ウイルス薬を安易に投与すると薬が効かないウイルスが出現する恐れもあることに触れ、「リスクのない人への幅広い投与は慎重に考えるべきだろう」と話す。
 モルヌピラビルの場合、通常必要な5日間の投薬に9万円程度かかるとされることから、ゾコーバも高額となることが予想される。大阪大の忽那賢志(くつな・さとし)教授(感染制御学)は「財政面での負担は極めて大きく、安易に処方して良いものではない。症状が1日早く軽くなるという利益と、コストのバランスをどう取るかの議論が必要」と訴えている。

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カタールで観戦なら、日本大使館「3回接種して渡航を」…帰国できず「行き場失う恐れ」

2022年11月24日 00時29分50秒 | 運動スポーツ
カタールで観戦なら、日本大使館「3回接種して渡航を」…帰国できず「行き場失う恐れ」
2022/11/20 23:01

 在カタール日本大使館は、W杯の観戦に訪れる日本人に向け、帰国時に支障が生じないよう、可能な限り新型コロナウイルスワクチンを3回接種してから渡航するよう呼びかけている。
国内で新たに13万3095人コロナ感染…東京の1週間平均は17%増

 今回のW杯はコロナ禍での初開催だが、昨年の東京五輪・パラリンピックとは異なり、入場制限はない。カタール政府は期間中、人口の約4割に当たる約120万人が訪れると予想。ホテルの需給は 逼迫ひっぱく し、価格も高騰している。宿泊期間を延ばすのは難しいとみられる。
新型コロナウイルスのオミクロン株対応のワクチン
 日本への帰国には本来、水際対策としてワクチン3回の接種証明か、出国前72時間以内の検査による陰性証明が必要だ。ただ、今後の感染状況によってはPCR検査をすぐに受けられない可能性もあり、同大使館は「検査待ちで滞在を延長しようとすると、行き場を失う恐れがある」としている。カタール政府は陽性判明者に5日間の自主隔離を求めており、検査で陽性になると同様の事態に陥る。

 同大使館はこうした状況を踏まえ、入国前の3回接種を呼びかけるとともに、接種証明も陰性証明もない日本人が申し出れば、帰国に必要な文書の発給を決定。予定通りの航空機で出国し、日本の空港で検査を受けてもらうとしている。
 担当者は「大会中の例外的で時限的な対応だ」と強調。また陽性判明時には文書を出せないとし、「発症したら、ためらわずに医療機関を受診してほしい」と話している。
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