この画像だけではよくわからないと思うが、マユハケオモトとしては異例?なくらい大きな葉です。
1枚の葉だけでも長さが27㎝くらいあり、幅は最も広い部分では11㎝もあります。
これが最も広い部分だが・・・・。
大分変色してはいるが、あと少しすれば新しい葉が伸び始め、その葉の成長とともに枯れて終わりです。
時には夏越し前に枯れて無くなることもあるので、それに比べればまだましです。
ちなみに、この紅花マユハケオモト。
買ったのは10年も前のことで、その時の親株は2年あまりで消えていて、その時たまたまできていた小さな球根からここまで大きくしたのです。
始めは小豆粒より小さかったが、それがここまで大きくなったのです。
根元を少し掘って球根を確認したところ、予想より大きく6㎝ほどに育っていて、運がよければ今年咲くかも。
それより、5年近く植え替えをしていないので、そろそろ植え替えもしないといけないのだが・・・・。
2023.07.25.
追記です。
急遽植え替えをすることにしました。
が・・・・。
ここで想定外のことが。
植え替えるつもりで鉢から抜いて見ると・・・・。
予想だにしていなかったほど根の張りが良いのでビックリです。
正直、マユハケオモトは根が弱く、今までこれほどの根に張りは見たことがないのです。
それも、白くて健全な根ばかりで、これでは根鉢を崩す気になりません。
そのため、当初の植え替え予定は変更で、「鉢増し」をすることに。
上部の土だけを少し取り除いてみたが、球根も予想外に大きかったです。
これだけ根の張りが良いので葉も大きく育ったのだろう。
これは鉢増しをした後です。
今までは球根が土に埋まっていたが、今回は半分露出させています。
左右に広がった葉は幅が38㎝も。
普通のマユハケオモトでは考えられない大きさです。
ちなみに、鉢増し前は4号の鉢で、高さは15㎝。
鉢増し後の鉢は4.5号で、高さは19㎝。
これで花が咲いてくれればいいのだが・・・・。
2023.08.10.
さらに追記です。
新しい葉が1日に1mmくらい伸びています。
古い葉も変色が進んではいるが、まだ枯れそうにはありません。
球根も少し大きくなった感じで、なんとなく蕾が出来ていそうな感じも。
そこで・・・・。
この画像ではよくわからないが、新しい葉と古い葉の間に隙間が出来ていて、その奥に蕾らしきものが。
なので、今年は咲いてくれそうです。
苦節7年。
枝豆の半分にも満たない小さな球根がようやくここまで大きくなって花を咲かせる。
今回は何が良かったのか、根の状態も非常に良好で、こんなことは初めての事です。
ちょっと扁平でいつも脇のほうから花芽が出てきますね。それにしても大きな葉です。2枚だけなのですね。
花芽は新しく伸びた葉の裏側から出てくるので、花もわきの方で咲くんだよ。
マユハケオモトは根腐れを起こしやすく、この親株もそれが原因で消えたのだが、この子はなぜか根腐れを起こさない。
ちなみに、根腐のお原因は水ではないよ。
原因の多くは「土」にあるのだが、新しい土でもダメなこともあり、どんな土が良いのかが皆目わからない。
これも近いうちに植え替えるつもりだが、土の配合は思案中だよ。
最初は米粒くらいだったからね。
それが5年かけてここまで大きくなった。
これは培養土が大きく関わっていて、培養土が合わないとすぐ根が腐るからね。
今回はたまたま在っていたようなのだが、5年も前の事なのでどんな配合だったのかまったく思い出せない。
なので、今回に培養土次第でこの後の結果も変わるからね。
いつの間にか手元の株が無くなり、昨年持て余していた知人から1株を譲り受け、そのまま眺めていましたら、1枚半あった葉がほぼ無くなりかけています。なので時期外れでしたが根を確かめるべき抜いて見ました。
球根は直径4cm近くあるのでさすがに太い根は多く元気でしたが、細根が少なく短いようです。
前の持ち主が盆栽家なので用土は荒砂が主でした。昔のマユハケオモトは庭土が主だったことを思い出し、荒砂に赤玉細粒を3割加え、有機肥料を少し入れました。これでしばらく様子を見ます。
書き忘れましたが、下の方から5㍉程度の子株が3個、生えていました。子株を大きくするのも楽しみです。
園芸品種だとなかなか増えてくれないが、原種系だと良く増えるからね、
私のところにも原種系があるが、これは丈夫で良く増えるから。
原種系なら少々扱いが悪くても平気だが、園芸種はダメだよ。