Mars&Jupiter

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ジュゼッペ・メルカダンテのフルート協奏曲ニ長調を聴く

2014-09-09 06:21:46 | 古典~現代音楽イタリア編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1795年生まれのイタリアの作曲家、
メルカダンテが作曲したフルート協奏曲ニ長調である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはジェームズ・ゴールウェイのフルート、
クラウディオ・シモーネ指揮、イ・ソリスティ・ヴェネティの演奏による。
第一楽章アレグロ・マエストーソは、弦楽器が快活に奏でる旋律で始まる。
それが終わるとフルート独奏が入り、軽やかに旋律を奏でていく。
それが終わるといったん管弦楽のみの演奏となり、
再びフルートが入り、両者が絡んで、カデンツァの部分に入り、
それが終わると管弦楽により主題が繰り返されて、
フルートも絡んで盛り上がって最後は堂々とした感じで終わる。
第二楽章アンダンテ・アラ・シチリアーナは、
フルートが叙情的な旋律を奏でて始まり、それを弦楽器が引き継ぐ。
そのあとフルートが対照的で明るい旋律を奏でる。
そして冒頭の旋律がフルートにより一部変形されて奏でられて、
最後は弦楽器のみが残り、静かに終わる。
第三楽章ポラッカ:アレグロ・ブリルランテ(活発に)は、
フルートが軽快で明るいポーランド舞曲風の旋律を奏でて始まる。
管弦楽もそれに絡み、独奏フルートを中心に主題が繰り返されていく。
フルートは技巧的な奏法を見せながら、軽やかに旋律を奏でていき、
最後は管弦楽中心に盛り上がって、力強く終わる。
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