Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ヘスース・ルエダの交響曲第3番「ルース」を聴きながら、二俣川から緑園都市まで歩く

2014-09-01 05:45:03 | 古典~現代音楽スペイン編
昨日は二俣川から緑園都市まで往復して歩きました。
途中聴いたのは、1961年生まれのスペインの作曲家ルエダが
2004年から2007年にかけて作曲した交響曲第3番「ルース」。
彼はマドリッドに生まれ、2004年スペインの文化省から全国音楽賞を受けると
世界的に注目されるようになった人物である。
聴いたCDはマキシミアーノ・バルデス指揮、
アストゥーリアス交響楽団の演奏による。
第一楽章「火」は、金管楽器と打楽器による深遠な感じの音と、
弦楽器のせかすような音型が繰り返されたあと、
躍動的な音型が繰り返されていき、次の楽章に切れ目なく続く。
第二楽章「水」は、木管楽器中心にリズミックな音型を繰り返し始まる。
金管楽器と弦楽器がそれに絡み、水の変化していく様子を描いていく。
金管楽器と打楽器で徐々に盛り上がりをみせて高揚したあと、
いったん静まり、打楽器のみとなり水のしぶきを思わせるような
リズミックな部分が繰り返され、切れ目なく次の楽章に続く。

第三楽章「大地」は、弦楽器がせわしい感じの音型を繰り返し始まる。
打楽器がそれに加わり、躍動的な音楽を繰り返していき、
木管楽器や金管楽器も絡んで、盛り上がりをみせていく。
サイレンの音も入り、何か大地の危機を思わせるかのような感じでもある。
全体で盛り上がったあと、静寂な感じとなり、次の楽章にそのまま続く。
第四楽章「大気」は、幻想的な雰囲気で始まる。
弦楽器と木管楽器、金管楽器が作り出す音型は神秘的で、
ヴァイオリン・ソロも加わったあと、深遠な感じの音楽が続く。
いったん静まり、鐘の音が鳴り響き、金管楽器とともに盛り上がりをみせ、
壮大な感じを残したまま、次の最終楽章に続いていく。
第五楽章「光へ向かって」は、木管楽器により音型が繰り返されて始まる。
それに打楽器が加わり、やがて金管楽器も加わり壮大な音楽になっていく。
弦楽器も入り、躍動的な部分も見せ盛り上がるが、そのあとハープが加わり、
静まった中、木管楽器群が入り互いに絡んでいき、打楽器も絡んでいく。
やがて躍動的な音楽となっていき、徐々に盛り上がりをみせ、
金管楽器と鐘の音が鳴り響いたあと、弦楽器が残り最後静かに終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする