Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

アレクサンドレ・タンスマンの交響曲第7番「叙情的」を聴きながら、西谷から二俣川まで歩く

2014-09-28 13:24:29 | 古典~現代音楽ポーランド編
一昨日はウォーキングを休みました。
昨日は久しぶりに西谷駅から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは、1897年生まれのポーランドの作曲家タンスマンが、
1944年にロスアンジェルスで作曲した交響曲第7番「叙情的」である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはオレグ・カエターニ指揮、
メルボルン交響楽団の演奏による。
第一楽章アンダンテ・ソスティヌート-アレグロ・コン・モートは、
低弦でゆったり始まり、それに木管楽器が加わり悲しげな旋律を奏でていく。
この序奏が終わると主部に入り、弦楽器の速い動きに木管楽器や金管楽器が絡んでいく。
このあたりはストラヴィンスキーの影響が出ている感じがする。
この作品がストラヴィンスキーに献呈されていることも関係するだろう。
主部に示された軽快な主題をもとに展開されていったあと、
ゆったりとした冒頭の部分が繰り返され、最後静かに終わる。

第二楽章アンダンテ・カンターヴィレは、
フルートの悲しげな旋律でゆったりと始まる。
木管楽器群がその旋律を引き継いでいったあと、
金管楽器によるコラール風の旋律が奏でられ、
木管楽器と弦楽器により叙情的な旋律を奏でていく。
最後は木管楽器中心に旋律を奏でて静かに終わる。
第三楽章スケルツォ:モルト・ヴィヴァーチェは、
軽快な旋律が奏でられていくが、とてもリズミックである。
ストラヴィンスキーの「プルチネルラ」を思わせるような
新古典派風の音楽で、金管楽器が荒々しさを加えて、
滑稽な感じを見せながら、最後は静かに終わる。
第四楽章フィナーレ:アダージョ-アレグロ・デシーソは、
2本のファゴットの音に始まり、木管楽器が絡んでいく。
ティンパニと金管楽器によりその静かな雰囲気は破られ、
荒々しさと軽快な感じを見せるが、最後は静かに終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする