Mars&Jupiter

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アラン・ホヴァネスの「コハー」作品68の1を聴く

2018-02-27 20:46:44 | アラン・ホヴァネスの作品
今回取り上げるのは、1911年生まれのホヴァネスが、
1946年に作曲した「コハー」作品68の1である。
「コハー」はフルート、イングリッシュ・ホルン、
ティンパニと弦楽のために作曲された作品で、二つの意味があり、
アルメニア語では、女性の名前や宝石の意味がある。
作品は2つの部分から構成されいる。
今回聴いたCDはリチャード・オールドン・クラーク指揮、
マンハッタン室内管弦楽団の演奏である。
最初のモデラートの部分は、弦のピチカートの音の上で、
フルートとイングリッシュ・ホルンが旋律を奏でて始まる。
その旋律はとても東洋的な雰囲気を漂わせている。
次のアレグレットの部分は、弦楽器が奏でる旋律に、
ティンパニが絡んでいく舞踏的な音楽である。
徐々に盛り上がりをみせ、高揚したところで曲は終わる。
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