Mars&Jupiter

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武満徹の「雨の樹」を聴く

2013-10-21 05:12:55 | 古典~現代音楽日本編
昨日も朝から雨が時々激しく降り、
ウォーキングどころではありませんでした。
今回は1930年生まれの武満徹の作品。
取り上げるのは、1981年に作曲した「雨の樹」である。
彼の略歴については、以前触れたので省略する。
今回聴いたCDはニュー・ミュージック・コンサーツ・アンサンブルの演奏によるもの。
ヴィブラフォンと2台のマリンバにより演奏される。
雨のしずくの音を描写して始まり、
繰り返しながら音型を変化させていく。
木質の音と金属質の音が絡み合いながら、
変化していくことでさまざまな音色を楽しむことができ、
ミニマル・ミュージック風な部分もみせて、面白い作品である。
最後はその波動の音が消え入るようにして終わる。

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