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ヴァンサン・ダンディの交響変奏曲「イスタール」作品42を聴く

2021-03-07 10:40:31 | 古典~現代音楽フランス編
久しぶりにブログを書きます。
しばらくはフランスの作品をとりあげていきます。
今回取り上げるのは1851年生まれのダンディが、
1896年に作曲した交響変奏曲「イスタール」作品42である。
今回はピエール・デルヴォー指揮、
ロワール・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴いた。
古代メソポタミアの女神であるイスタール(イシュタル)が、
冥界に下り若き恋人を救うために、
宝物や衣服を取りながら7つの門を超えていく様子を、
主題と変奏により表現した音楽作品である。
ホルンの序奏に始まり、弦楽器中心に主題が奏でられる。
木管楽器が奏でる下降する旋律は、冥界に下る様子を表現し、
ヴァイオリン・ソロにより第一の変奏が開始され、
その後各楽器に受け継がれ変奏が展開される。
最後に向けてはロマンティックに盛り上がり、静かに終わる。

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