Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジョヴァンニ・バティスタ・サンマルティーニの交響曲イ長調J-C63を聴き、二俣川から下川井町まで歩く

2014-09-21 06:37:03 | 古典~現代音楽イタリア編
そろそろイタリア・スペイン・ポルトガル編も終わりにしようと思います。
一昨日は休み、昨日は二俣川駅付近から下川井町まで歩きました。
歩いて1時間程度かかる距離を往復した。
二俣川ニュータウンの中を歩いて行ったが、
近くにいてもこの周辺は歩いたことがなかったので新鮮であった。
途中聴いたのは、1700年頃生まれたイタリアの作曲家、
ジョヴァンニ・バティスタ・サンマルティーニが、
作曲した交響曲イ長調J-C63である。
彼の生まれた年は、1700年あるいは1701年または1698年頃と、
いろいろあるがここでは1700年頃としておく。
ミラノを中心にオルガニストや楽長として活躍した人物である。
たくさんの作品を残しており、交響曲も70近くあるようだ。
聴いたCDはアレッサンドラ・ロッシ・リューリヒ指揮、
アカデミア・ダルカディアの演奏による。
第一楽章プレストは、軽快な旋律が弦楽器により奏でられ、
ホルンや木管楽器が絡んでいき、優雅さを感じさせる。
提示部で二つの主題が現れ、提示部は繰り返される。
短い展開部を経て、主題が再現され、爽やかに終わる。
第二楽章アンダンテ・ピアノは、弦楽器中心に明るい主題が奏でられ、
それに木管楽器が絡んで、主題が繰り返されて進行していく。
第三楽章プレストは、再びホルンが加わり華やかさが戻る。
三部形式の楽章で、優雅で舞踏風の旋律が弦楽器により奏でられ、
中間部は対照的に叙情的な旋律が奏でられる。
再び冒頭の舞踏風の旋律が現れて、最後堂々とした感じで終わる。
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ルイジ・ケルビーニのミサ・ソレムニスト長調を聴きながら、片倉町から横浜駅まで歩く

2014-09-19 06:42:21 | 古典~現代音楽イタリア編
一昨日は休み、昨日は片倉町から横浜駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1760年生まれのイタリアの作曲家ケルビーニが、
1819年に作曲したミサ・ソレムニス ト長調である。
ルイ18世紀の戴冠式をきっかけに作曲された作品である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはリッカルド・ムーティ指揮、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団および合唱団の演奏による。
第一曲キリエは、堂々とした感じで管弦楽と合唱により始まる。
キリエ・エレイソンという言葉を合唱は繰り返していき、
ベートーヴェンのような荘厳さもみせながら、最後静かに終わる。
第二曲グロリアは、金管楽器の華やかな音と合唱で始まる。
力強さのある音楽で、終わりの方で「アーメン」を合唱が繰り返し、
金管楽器と打楽器で盛り上がって、最後力強く終わる。

第三曲クレドは、軽快なテンポで管弦楽が奏でる上で合唱が歌い始まる。
静かな部分と金管楽器が鳴り響く力強い部分が交互に現れ、
劇的な盛り上がりの場面を作り上げていく。
終わりの方で合唱が「アーメン」を繰り返し、
金管楽器・打楽器とともに盛り上がりをみせ、最後堂々と終わる。
第四曲サンクトゥスと「おお、救いのいけにえよ」は、
弦楽器のゆったりとした伴奏に乗り、合唱が歌い出す。
「いと高き所にホザンナ」と合唱が歌い繰り返したあと、
「おお、救いのいけにえよ(O salutaris hostia)」の歌詞の部分に入り、
最後は「いと高き所にホザンナ」を繰り返し、力強く堂々と終わる。
第五曲アニュス・デイは、管弦楽により穏やかに始まり、
合唱が加わっていくが、中間部で木管楽器が入るところや、
最後合唱中心に静かに歌いあげていくところがいい。
最後は木管楽器が合唱に絡みながら、穏やかに終わる。
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ジャン・フランチェスコ・マリピエロの交響曲第10番「アトロポス」を聴く

2014-09-17 06:04:41 | 古典~現代音楽イタリア編
一昨日・昨日とウォーキングを休んでいます。
今回取り上げるのは、1882年生まれのイタリアの作曲家マリピエロが、
1967年に作曲した交響曲第10番「アトロポス」である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはアルメイダ指揮、モスクワ交響楽団の演奏による。
第一楽章レント-アンダンテは、弦楽器と木管楽器で始まり、
船に乗っているかのようなゆったりとした音型を繰り返し、
木管楽器が奏でる素朴で歌謡風な旋律で始まる。
ファゴットやオーボエなど木管楽器を中心に旋律が展開されたあと、
弦楽器のみでフーガ風に展開する部分と金管楽器が絡む部分、
木管楽器が絡む部分が続き、最後は不意打ちを受けたかのように突然終わる
第二楽章トランクィロは、ハープと弦楽器中心にゆったりと始まる。
そのあとハープの音の上でフルートやオーボエが絡み、次の楽章に続く。
第三楽章モッソは、金管楽器による荒々しい旋律に始まり、
弦楽器のみの部分と、金管楽器が絡んでいく部分を繰り返し、
盛り上がったところで、最後静まって終わる。
第四楽章モッソ、モルト・ヴィヴァーチェ-ウン・ポコ・ピュ・レントは、
弦楽器と金管楽器により軽快な旋律が奏でられて始まる。
弦楽器がフーガ風の展開をみせていくが、木管楽器が加わり、
時計の音を模したような音が奏でられたあと、
ゆったりとしたテンポになり曲調が変わり、最後穏やかに終わる。
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ホセ・ガルシア・ロマンの「ドン・キホーテの復活」を聴く

2014-09-14 06:12:45 | 古典~現代音楽スペイン編
ここのところ忙しくウォーキング、ブログどころでありませんでした。
今回取り上げるのは、1945年生まれのスペインの作曲家ロマンが、
1993年から94年にかけて作曲した「ドン・キホーテの復活」である。
グラナダに生まれた彼はシウダー・デ・グラナダ合唱団の創設者で、
国際音楽および舞踏フェスティバルの芸術委員会のメンバーであり、
文学者であるとともにオーケストラ作品を手掛けている人物である。
聴いたCDはビクトール・アニョーラのヴァイオリン、
ホセ・ラモン・エンシナール指揮、
マドリッド・コニュニティ管弦楽団の演奏による。
弦楽器が叙情的な旋律を奏でて始まる。
そのあとはオスティナート風に繰り返される音型の上で
低弦が荒々しい動きをみせながら刺激的な音楽が展開される。
弦楽器のみによる音楽だが、オスティナートが効果的に使われ、
緊迫感のある音楽となっており、刻々と変化していく。
後半ピチカートも効果的に使われたあと、
ユニゾンで旋律が奏でられ、独奏ヴァイオリンが入り、
再び弦楽器全体で徐々に盛り上がって最後突然終わる。
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ジョヴァンニ・ズガンバーディのコラ・ディ・リエンツォより序曲を聴く

2014-09-11 21:32:53 | 古典~現代音楽イタリア編
一昨日、昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1841年生まれのイタリアの作曲家、
ズガンバーディが1866年に作曲したコラ・ディ・リエンツォより序曲である。
ローマに生まれた彼はウンブリア州で音楽の素養を身に着け、
教会音楽に手がけ、歌手・指揮者としても活躍した。
聴いたCDはフランチェスコ・ラ・ヴェッキア指揮、ローマ交響楽団の演奏による。
弦楽器の穏やかな旋律に始まり、甘美な旋律が奏でられていく。
その一方で劇的な盛り上がりはドイツ的な影響を受けている感じを受ける。
その後の展開の仕方はとてもドイツ風であり、重厚さを感じさせる。
イタリア的な歌うような旋律と、構造の上でドイツ的な部分が融合している。
管弦楽の鳴らし方もドイツの影響を受けていると思う。
ハープも加わり、壮大な感じを思わせながら、
ティンパニの音が響く中、最後は穏やかに終わる。
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