Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

レオー・ウェイネル(ヴェイネル)のハンガリーのウェディング・ダンスを聴く

2014-10-14 06:15:53 | 古典~現代音楽ハンガリー編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1885年生まれのハンガリーの作曲家、
ウェイネルが作曲したハンガリーのウェディング・ダンスである。
ブタペストに生まれた彼はブタペスト音楽アカデミーでハンス・ケラーに師事し、
卒業後は奨学金を得て、ウィーンやミュンヘン、ベルリン、パリで学び、
帰国後は母校で作曲や室内楽を教えた。
聴いたCDはヤーノシュ・シュタルケルのチェロ、
ジェルジー・シェベークのピアノ演奏による。
力強く始まり、奏でられる旋律はハンガリー民謡風である。
中間部はやや対照的で穏やかな旋律が奏でられ、
再び冒頭の旋律が奏でられ、最後は穏やかに終わる。
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モーリッツ・モシュコフスキのピアノ協奏曲ホ長調作品59を聴く、そして横浜から星川まで歩く

2014-10-13 11:04:58 | 古典~現代音楽ポーランド編
昨日は横浜駅から星川駅まで歩きました。
今回取り上げるのは、1854年生まれのポーランドの作曲家モシュコフスキが、
1898年に作曲したピアノ協奏曲ホ長調作品59である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはマイケル・ポンティのピアノ、
ハンス・リチャード・ストラッケ指揮、
フィルハーモニア・フンガリカの演奏による。
第一楽章モデラートは、木管楽器の優しい音に導かれ、
ピアノ独奏が入り、力強くそしてロマンティックな主題を奏でていく。
弦楽器もその主題を奏でて、ピアノ独奏がそれに絡んでいく。
きらびやかでピアノの音、そして優雅な舞踊風の旋律がいい。
主題がドラマティックに展開され、
ピアノと管弦楽で盛り上がり最後は力強く終わる。

第二楽章アンダンテは、弦楽器と木管楽器でゆったりと始まり、
叙情的な旋律が奏でられていき、その旋律を独奏ピアノが引き継いでいく。
弦楽器と独奏ピアノが旋律を交互にやりとりし、絡みながら、
ロマンティックで情熱的な音楽が展開されていく。
最後はピアノとティンパニで静かに終わりそのまま次の楽章に続く。
第三楽章スケルツォ:ヴィヴァーチェは、
ピアノの魅力が活かされた軽快なスケルツォ楽章で、
流れるような旋律が独奏ピアノによって奏でられる。
最後は管弦楽とピアノで盛り上がったところで終わる。
第四楽章アレグロ・デシーソは、管弦楽が主題を奏でて始まり、
その軽快で力強い主題をピアノが引き継いでいく。
そして、その主題とは対照的な叙情的な旋律を独奏ピアノが奏でていく。
そのあとは主題をもとにピアノと管弦楽と掛け合いながら、
流れるように、そしてロマンティックに曲は進行していく。
管弦楽とピアノとティンパニで盛り上がったところで最後終わる。
それにしても、あまり知られてない曲だとは思うが、
このモシュコフスキのピアノ協奏曲、なかなかいい。
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ズデニック・フィビヒの交響詩「トマムと森の精」作品49を聴く

2014-10-12 09:48:43 | 古典~現代音楽チェコ編
一昨日、昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1850年生まれのチェコの作曲家フィビヒが、
1874年から1875年にかけて作曲した交響詩「トマムと森の精」作品49である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはヴラディミール・ヴァーレク指揮、
プラハ放送交響楽団の演奏による。
ティンパニの叩く音とともに重々しく始まる。
弦楽器が奏でる主題は悲しさを感じさせる。
トランペットやホルンなど金管楽器が鳴り響き、
荘厳さも加わり、そのあと軽快なテンポになり、
牧歌的でのどかな部分と、ドラマティックな部分が交互に現れ、
雄大な自然と悲しい運命を思わせるような曲の最後は穏やかである。
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フレデリック・ショパンのスケルツォ第3番嬰ハ短調作品39を聴く

2014-10-10 06:14:35 | 古典~現代音楽ポーランド編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1810年生まれのポーランドの作曲家ショパンが、
1839年に作曲したスケルツォ第3番嬰ハ短調作品39である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはヴラディーミル・アシュケナージのピアノ演奏による。
力強く不気味な感じの序奏に始まり、情熱的な第一主題と、
詩情あふれる第二主題をもとに展開されていく。
流れるように進行し、最後は盛り上がって力強く終わる。
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アントニン・ドヴォルザークの序曲「わが家」作品62を聴く

2014-10-09 04:15:32 | アントニン・ドヴォルザークの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1841年生まれのチェコの作曲家ドヴォルザークが、
1882年に作曲した序曲「わが家」作品62である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはラファエル・クーベリック指揮、
バイエルン放送交響楽団の演奏による。
力強く重々しい序奏から始まり、
この序奏はベートーヴェン風でもある。
とはいいながら、民謡風の旋律も出てくるので、
ドヴォルザークらしさは十分に現れている。
この作品では民謡「あのわが家の庭先では」と、
シュクロウブ作曲の「ふるさとはいずこ」の旋律が、
主題に使われてソナタ形式で展開されていく。
スラヴ舞曲を思わせる部分もあるのはそんなこともあるのだろう。
これらの主題をもとにベートーヴェン風に展開した感じである。
チェコの郷土への想いがあふれている作品で、最後は力強く終わる。
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