温泉クンの旅日記

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京都・左京区、永観堂(1)

2024-07-28 | 京都点描
  <京都・左京区、永観堂(1)>

 京都市営バス86号線を使って「岡崎公園動物園前」停留所で降り、15分くらい歩いて「永観堂」に到着した。

 浄土宗・西山禅林寺派の総本山「禅林寺」の創建は平安時代(853年)、第7世住職「永観(ようかん)律師」の名にちなみ「永観堂」と通称されている寺院である。ただし、今日では読みは普通に「えいかんどう」でいい。
 境内には、3000本のイロハモミジやオオモミジなどの楓(カエデ)の木があり、古来より「秋はもみじの永観堂」と呼ばれる人気の紅葉名所だ。

(ウッ、なんだよ! いままで誰もいなかったのに・・・。)
 もう、後ろ姿一人くらいで手を打つしかない。

 

 総門の少し先の、拝観受付のある「中門」の前で写真をまずは一枚撮ろうとしていたのだが、折悪しく、ほぼ同時のタイミングで外国人観光客の一団が到着してしまったようだ。

 大玄関(諸堂入口)から入ったが、思ったとおり外人観光客で混雑している。

 

「釈迦堂(方丈)」は、室町時代の永正年間に「後柏原天皇」によって建立された本格的な書院造として知られている。

(しかしマアー、場所取り困難、撮れればましで、構図もナニもあったもんじゃねーな)
 釈迦堂南側の中庭は、小さいが、枯山水と池泉庭園が融合したような庭だ。

 

 

 唐門(勅使門)の前にある盛砂は、勅使がこの砂を踏んで身を清めるためのものである。

 

 釈迦堂北側と古方丈の間の、こちらも池泉庭園のある中庭。

 

 

(それにしても拝観客が多すぎるな・・・)
“渋滞”とか“行列”とかが、心底大嫌いな性格である。・・・なんか厭になってきた。
 それに、廻りに今、ドチャーといる外人観光客の次の観光予定も気になる。次が南禅寺でなく、法然院を経由して銀閣寺だったりしたら、大いに困る。

 

「永観堂」の訪問は、今度でたぶん3度目くらいになるはずだ。
 東山の山側一帯の神社仏閣はたいてい訪れたはずなのだが、なぜか「法然院」だけまったく覚えていない。
 今日の目的は「法然院」のほうなのだが、行ってみて、
「あっ、思いだした。いけね、ココ来たことあるわ」
 となってもショックだし格好も悪い。そこで、法然院と永観堂をセットにしたってわけ。
 
 釈迦堂廻りを撮影したところで、諸堂を巡るのをあきらめ、今回は外回りだけをサクッと撮ることにプラン変更した。
 諸堂と本堂は次回へ持ち越しだ。


  ― 続く ―


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