<読んだ本 2024年1月と2月>
1月末から突然、インスタグラムで俳句をスタートさせちゃいましたが、この経緯は次回に。
昨春にインスタグラムを始めたせいでか、なんとなーく訪問者数が増えた気がする。
「フォローワー」も「いいね」の数もあいかわらず<極少>、「コメント」に至ってはいつもゼロのブログなのだが、週1回更新なのに1週間の訪問者数が5000人を超えることがけっこうあるのだから、なんかニンマリとしてしまう。
ネットの世界が気まぐれなのは承知のうえで、一喜一憂のせめて“一喜”ぐらいさせていただくわい。
旅する前の下準備では、目的地(神社仏閣や名物の店など)へのマップ、アクセスと営業時間などは調べるが、それ以外の予備知識は持たずに旅をする。
そんでもってはンで記事を書く段階で、後追いになるが、詳しく調べるのが「流儀」なのだ。
「奈良、東大寺・大仏殿(1)」の冒頭では次のように書いた。
『京都府の神社仏閣数「約4700」まではいかないが、奈良県も約1800ヶ所の神社と、約1400ヶ所の寺、計「3200」の神社仏閣と、予想通り多い。(因みに全国で1番神社仏閣が多いのは愛知県で、約7800ヶ所)
ところで奈良の神社仏閣の人気ベスト5だが、1位「東大寺」、2位「長谷寺」、3位「法隆寺」、4位「大神神社」、5位「東大寺・二月堂」だそうだ。
いや~、参詣を主目的にとしてわたしが既に訪れた2ヶ所(長谷寺と大神神社)ともランクインしているとはなんとも嬉しい限りだ。』
まさしく書いた通りで、まさか今回の奈良旅だけで、ベスト5の内の4つクリアしちゃったとは正直驚いた。
人気第1位の東大寺・大仏殿は、現在でブログ更新の真っ最中である。
大仏と四天王(相撲取りのデスマスクじゃないからっ!)の記事はもうすぐのアップ。
そして、その次には人気第5位の東大寺・二月堂を更新予定だ。
さて、1月と2月に読んだ本ですが、2カ月で8冊、自分としてはまずまずのスタート。
1. ○ギフト 原田マハ ポプラ文庫
2. ○下鴨料亭味くらべ帖 柏井壽 PHP文芸文庫
3.◎京都四条 月岡サヨの板前茶屋 柏井壽 講談社
4.○天保図録1 松本清張 春陽文庫
5.○天保図録2 松本清張 春陽文庫
6.○天保図録3 松本清張 春陽文庫
7.○天保図録4 松本清張 春陽文庫
8.◎晴れ時々涙雨 高田郁 ハルキ文庫
松本清張の長編時代小説「天保図録」は、読み応えがあった。
徳川幕府第12代将軍家慶の時代、天保時代の権力闘争を描いたもので、老中の水野忠邦や、町奉行で「妖怪」と恐れられた「鳥居甲斐守耀蔵」などが登場してきて、非常に面白かった。
昔よく読んでた小池一夫原作の漫画「御用牙」にも「妖怪(耀甲斐)」という同じ人物(キャラクター)が登場していたことを懐かしく思いだしてしまった。
高田郁の「晴れときどき涙雨」は、なんともいい文章ばかりで選択に困った。最後の一文がとくに心に響いた。
『今はただ、秋に蒔かれて芽吹いた麦が、雪の重みに耐えて生き抜き、やがて春を迎えることを想うばかりです。
あなたが幸せなら、遠くからそっと。
悲しみや苦しみに押し潰されそうならば、その傍らに。
あなたがどんな状況にあっても、私の紡ぐ物語があなたとともに居られますように。
寒中の麦が必ず春の日差しに巡り逢うように、あなたが光に出逢う日が決して遠くないことを信じています。』
「光に出逢う日~あとがきに代えて」より
なんか・・・こう、ちょっとあの“リリー”と“寅さん”の関係を思わすような、グッときちゃう文章である。
こういう本に出逢うと単純にただただ嬉しい。
高田郁の「あきない世傳 金と銀」のドラマ(全8話分)がBSで放映されていたのに気が付き、図らずも1月は愉しみがひとつ増えた。続編の放映が待ち遠しい。
→「読んだ本 2023年11月と12月」の記事はこちら
1月末から突然、インスタグラムで俳句をスタートさせちゃいましたが、この経緯は次回に。
昨春にインスタグラムを始めたせいでか、なんとなーく訪問者数が増えた気がする。
「フォローワー」も「いいね」の数もあいかわらず<極少>、「コメント」に至ってはいつもゼロのブログなのだが、週1回更新なのに1週間の訪問者数が5000人を超えることがけっこうあるのだから、なんかニンマリとしてしまう。
ネットの世界が気まぐれなのは承知のうえで、一喜一憂のせめて“一喜”ぐらいさせていただくわい。
旅する前の下準備では、目的地(神社仏閣や名物の店など)へのマップ、アクセスと営業時間などは調べるが、それ以外の予備知識は持たずに旅をする。
そんでもってはンで記事を書く段階で、後追いになるが、詳しく調べるのが「流儀」なのだ。
「奈良、東大寺・大仏殿(1)」の冒頭では次のように書いた。
『京都府の神社仏閣数「約4700」まではいかないが、奈良県も約1800ヶ所の神社と、約1400ヶ所の寺、計「3200」の神社仏閣と、予想通り多い。(因みに全国で1番神社仏閣が多いのは愛知県で、約7800ヶ所)
ところで奈良の神社仏閣の人気ベスト5だが、1位「東大寺」、2位「長谷寺」、3位「法隆寺」、4位「大神神社」、5位「東大寺・二月堂」だそうだ。
いや~、参詣を主目的にとしてわたしが既に訪れた2ヶ所(長谷寺と大神神社)ともランクインしているとはなんとも嬉しい限りだ。』
まさしく書いた通りで、まさか今回の奈良旅だけで、ベスト5の内の4つクリアしちゃったとは正直驚いた。
人気第1位の東大寺・大仏殿は、現在でブログ更新の真っ最中である。
大仏と四天王(相撲取りのデスマスクじゃないからっ!)の記事はもうすぐのアップ。
そして、その次には人気第5位の東大寺・二月堂を更新予定だ。
さて、1月と2月に読んだ本ですが、2カ月で8冊、自分としてはまずまずのスタート。
1. ○ギフト 原田マハ ポプラ文庫
2. ○下鴨料亭味くらべ帖 柏井壽 PHP文芸文庫
3.◎京都四条 月岡サヨの板前茶屋 柏井壽 講談社
4.○天保図録1 松本清張 春陽文庫
5.○天保図録2 松本清張 春陽文庫
6.○天保図録3 松本清張 春陽文庫
7.○天保図録4 松本清張 春陽文庫
8.◎晴れ時々涙雨 高田郁 ハルキ文庫
松本清張の長編時代小説「天保図録」は、読み応えがあった。
徳川幕府第12代将軍家慶の時代、天保時代の権力闘争を描いたもので、老中の水野忠邦や、町奉行で「妖怪」と恐れられた「鳥居甲斐守耀蔵」などが登場してきて、非常に面白かった。
昔よく読んでた小池一夫原作の漫画「御用牙」にも「妖怪(耀甲斐)」という同じ人物(キャラクター)が登場していたことを懐かしく思いだしてしまった。
高田郁の「晴れときどき涙雨」は、なんともいい文章ばかりで選択に困った。最後の一文がとくに心に響いた。
『今はただ、秋に蒔かれて芽吹いた麦が、雪の重みに耐えて生き抜き、やがて春を迎えることを想うばかりです。
あなたが幸せなら、遠くからそっと。
悲しみや苦しみに押し潰されそうならば、その傍らに。
あなたがどんな状況にあっても、私の紡ぐ物語があなたとともに居られますように。
寒中の麦が必ず春の日差しに巡り逢うように、あなたが光に出逢う日が決して遠くないことを信じています。』
「光に出逢う日~あとがきに代えて」より
なんか・・・こう、ちょっとあの“リリー”と“寅さん”の関係を思わすような、グッときちゃう文章である。
こういう本に出逢うと単純にただただ嬉しい。
高田郁の「あきない世傳 金と銀」のドラマ(全8話分)がBSで放映されていたのに気が付き、図らずも1月は愉しみがひとつ増えた。続編の放映が待ち遠しい。
→「読んだ本 2023年11月と12月」の記事はこちら
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