温泉クンの旅日記

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鳳鳴春の坦々麺

2012-04-25 | 食べある記
  <鳳鳴春の坦々麺>

 有楽町のガード下には、まだまだディープな小路が存在しており真昼間からでも呑めたりする。



 銀座の中央区立泰明小学校。1878年創立というから歴史は古い。



 そのそばにある、中華料理の「鳳鳴春(ほうめいしゅん)」。



 坦々麺が食べたくなるときがたまにあって、そんなときに思いだす店が何軒かあり、この店もそのひとつである。

 坦々麺で一番に思いだすのが赤坂見附にあった「四川料理 カンフ」という店なのだが、この前モティのカレーを食べに行ったときに探してみたが、見つからなかったのである。あとで閉店してしまったことを知った。
 地下にあったスナックみたいな店で、昼時には誰もが坦々麺を食べていた。小ぶりの白っぽい丼の坦々麺と無料のご飯が、安かったこともあり気にいって通ったものだった。



 開店早々にはいったので、まだ客は一人しかいなかった。四人掛けのテーブル席に座る。高級な老舗店だが、気配りのよく利いた客あしらいがとても嬉しい。
 激辛の坦々麺もあるが、ノーマルな坦々麺を注文し、サービスの小ライスも頼む。


 
 食べ慣れた、濃厚スープでほどよくピリッとした辛みである。多めの挽肉もスープになじんでいる。
 ご飯にもよく合う。
 麺、スープ、青菜、ご飯と組み合わせて楽しむ。ときたま小皿のザーサイでアクセントを入れる。
 代金の千、飛んで五十円は若干高いと思われるもしれないがわたしは満足した。

 鳳鳴春はいつも八重洲の地下街の店を利用することが多い。





 銀座の鳳鳴春は丸の内からも近く、年配の上司たちがよく利用していた。だから、当時まだ若僧だったわたしには閾が高かったのである。

 そういえば銀座でも八重洲でも、鳳鳴春で食べるのは坦々麺の一点張りで他のメニューを食べたことがない。



 いつになるかわからないが酸辣湯麺か、海老焼きそばを食べてみたい。


  →「焼鳥屋の絶品ランチ」の記事はこちら
  →「モティのナン」の記事はこちら

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