温泉クンの旅日記

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会津高原のリゾートホテル(2)

2015-12-27 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <会津高原のリゾートホテル(2)>

 部屋に入り、窓をあける。
 窓の外、このホテルの裏側には、目に優しい緑が広がる「たかつえスキー場」があった。



 チェックインして、着替えると珍しく普通の足どりで温泉に向かう。さきほど時間潰しに入った「白樺の湯」で思いきり落胆しているからである。





 内湯、露天とも入ったが、まあ思ったとおりの温泉、髭剃り用程度の温泉である。そばに火山がないのだろう、魅力のない湯だ。



 がっかりして部屋に戻り、気分転換するために持ち込みの芋焼酎を呑む。リゾート重視の旅人にはいいが、わたしのような温泉メインの旅には向いていないホテルである。




 夕食は会津の地酒の「あらばしり」を呑み過ぎたようで、情けないがあまり覚えていない。

 会津高原の朝景色はなんとも素晴らしかった。





 目の前一面にたちこめる朝霧が陽射しをやわらかく遮って、なんとも幻想的な朝の風景である。



 霧は運転中に突然といった感じで出あい巻き込まれることが多いのでつい嫌ってしまうわたしだが、静かな朝の風景のなかを流れ満たしている朝霧には強く心を魅かれるものがあった。



 この朝の風景がもたらしたのだろうか、食欲がでてきて朝食のバイキングは思ったより量が進んでしまった。

 霧は吹き払われるように消えて晴天である。
 帰りのルート選びで新潟に抜けようかとちょいと迷ったが、鬼怒川温泉経由にしたのが大失敗だった。

 台風18号による鬼怒川決壊があって間もなかったので、五十里湖を過ぎたあたりから長い廻り道をせざるを得なくなってしまい、霧降高原を降りた途端に狂乱の日光大渋滞に巻き込まれてしまったのであった。まあ、長距離の車旅にはありがちなことではあるけれど反省しきりだ。



  →「会津高原のリゾートホテル(1)」の記事はこちら






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