温泉クンの旅日記

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能登の風景(1)

2008-09-10 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <能登の風景(1)> 

 能登の風景を、いくつか切り取ってご紹介したい。





 穴水のボラ待ちやぐら。
 やっぱり能登らしい風景といったら、わたしはこれだ。



 やぐらの下に袋網を仕掛け、やぐらの上から回遊してくるぼらを見張っていて、
網に入るのを見計らって網をたぐりあげて獲るという、江戸時代から伝わるのんび
りとした原始的な漁法である。



 初めてこういう漁法があることを知ったのは、たしか宮本輝の小説だったと思
う。
 ふつうのひとにはできない、気が遠くなるような気長な漁だと思う。本を読むで
もなく居眠りするでもなく、乱反射する海面の下の魚の群れを注視しているのだか
ら、これはすごい集中力がいることだろう。





 赤崎の黒瓦と板塀の町並。
 穴水から能登半島を山道を通って横切った。
 ところで、ここ赤碕だけではなく能登を走っていると、あちこちにぴかぴかの
黒瓦をみかける。





 笹並の棚田。
 日本の原風景のひとつであろう。なんとなく落ち着く風景なのは、わたしもバリ
バリの日本人なのだろう。
 
  ―(2)に続く―

  →輪島の朝市(1)の記事はこちら

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