温泉クンの旅日記

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大晦日の蕎麦前

2015-01-04 | 食べある記
  <大晦日の蕎麦前>

(あれれ、灰皿が置いてあるぞ・・・)

 思わず知らずニンマリとしてしまう。
 最近、禁煙の蕎麦屋がだいたい多い。そういえばこの前芝で見つけた蕎麦屋も灰皿があったな・・・。

 大晦日の今日から五日間の年末年始が終わると、また恒例の禁酒が始まる。ならば今日の昼も外に出掛けて軽く呑んでしまおうと、川崎まで足を伸ばしてしまった。
 餃子で一杯もいいなと思ったが、厚でのコートと鞄があるので混み合う中華店の狭いカウンター席よりテーブル席がよかろうと、通りかかった蕎麦屋に飛び込んだ。

 メニューのつまみに葉山葵をみつけ、長野の真澄の辛口を頼んだ。八海山とすこしだけ迷ったが昨日呑んだばかりである。



 わさびは地下茎が一般的だが、地上の茎も葉も真に美味しく酒が進む。周りに煙草を吸っているひとを確認して一服つける。強制的なお通しがまったくないのも嬉しい。

 安曇野で食べたわさび丼を懐かしく思い出しながら、葉山葵でくいっくいっと杯をあけていく。
 蕎麦前に一合だけと思っていたのだが例によって気を変え、追加と揚げ銀杏をもらう。



 銀杏の鮮やかな緑色が惚れ惚れするほど美しい。



 入ったのが昼前だったので空いていたのだが、昼時になり次々と客が入ってきてだんだんと居づらくなってくる。

 しょうがなく最後の酒をしつこく追加して、早めの年越しになるが、もりそばもついでに頼んだ。



 蕎麦については過不足ない味だったが、呑み納めにはすこし足らなかった。とても居心地は良かった。店の場所は覚えたので、今度と言っても来年になるが禁酒が明けたら夜に来てみよう。


  →「芝界隈をぶらり」の記事はこちら
  →「蝶々の・・・」の記事はこちら

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