温泉クンの旅日記

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尾道ラーメン

2009-07-01 | 食べある記
  <尾道ラーメン>

 広島県の尾道ラーメンの評判の三名店は、朱華園、つたふじ、みやち、だそう
だ。



「朱華園」は、いつ行っても行列ができる店だそうだから、性格的にわたしは待ち
きれないので、まずこれは消えた。


「つたふじ」は、事前に調べると、関東でいう「ラーメンの鬼の店」といった感じ
のようである。
 客にではなく、頑固な店主にビクビクと気を使う店員たちの、ぴりぴりした緊張
感が店中に満ち満ちていて、どうにも居心地がどうにも悪くまるで落ちつかない
らしい。
 いやだ、いやだ。そっちが頑固な店主ならこっちだって筋金いりの頑固な客だ
ぞ、そんな店、誰が行くか。
 
 そうなると、残るは「みやち」だけ。当然、この店で決まりだ。



 店は三坪ほどの、カウンターだけのこじんまりした店である。接客などの感じも
すこぶるいい。



 わたしは、なにかをのっけて食べるのが好きである。
 トーストにもマカロニサラダやハムをのせるし、カレーライスなどは、なにか
のっけるものがないと、不機嫌になってしまうほどだ。だから、てんぷらラーメン
なんて「望むところ。かかってきなさい!」なのだ。



 ただ、旅先であることと体調がイマイチである。
 八百数十キロを、仮眠一回で走り抜いてきたばかりの午前十一時なのだ。
 だからこの店の名物の「てんぷらラーメン」と心に決めてはいったのだが、
ノーマルな「中華そば」を注文してしまう。



 あっさり味のラーメンで、思ったとおりの美味しさだ。疲れきった身体にも優し
い。
 ラーメンも、ここはちょっとヘビーだから週に一回でいいなとか、ここはギト
ギトコッテリすぎでまあ月に一回くらいで充分だとかあるが、この「みやち」は
毎日でもいけそうだ。

 お土産で五人前とか買っているひともいたが、尾道ラーメンでは普通なのだろう
か。ちょっと、びっくりしてしまう。
 この「みやち」だが、また来るような予感がする。


   →「頑固な客」の記事はこちら

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