どこの温泉が一番?と聞かれていつも困る。
一番が5つくらいあるのだ。
海辺の温泉なら迷わず「黄金崎不老不死温泉」と答える。
ここも予約の取れにくい宿の一つである。
私は当日キャンセルがありやっと泊まることができた。
部屋はシンプルでこぎれいな洋間で窓の外にあの露天風呂が見える。
海辺の露天まで宿から少し歩く。
旅館側から見えないように壁があるだけで何もさえぎる物がない雄大なお風呂である。
鉄 . . . 本文を読む
ラーメンを食べ、蔵の街をそぞろ歩きした喜多方から20分。
何もない山中にデーンとそびえる日中ダム、そのすぐ下にゆもとやが建っている。
二階建てのまだ新しい感じの「日本秘湯を守る会」のお宿である。
一歩踏み入れると想像していた以上にしゃれた空間、感じのいいフロント、入った瞬間に気に入った。
「丸い露天は源泉掛け流し、四角い露天は加熱、内湯は循環」と仲居さんが説明してくれた。
源泉が40度チョット . . . 本文を読む
閉店
その日はついていなかった。
うわの温泉天神の湯に入った後、上山のこんにゃく番所へと食事に行った。
が、お店は営業してはいたのだが食事処はお休み・・・
それでは、と向かったのがそこから近い原口そば。
ところが途中の看板に「火曜定休日」と書かれていた。
お腹もすいてきたのでとにかく山形市内へ行けばおそばやさんがあるからと車を走らせた。
13号から左に入った道をわけもわから . . . 本文を読む
遠刈田温泉にほど近い七日原にあるおそばやさん。
看板をたどって行くと林の中にそばやさんらしくないお店にたどりつく。
「手打ち蕎麦 自由庵」の看板がなかったら、フレンチのお店かと思うような玄関である。。
店内にはピアノが置かれジャズが流れています。
おそばは普通のもりそばの他に変わり種の創作そばみたいなメニューもある。
私はシンプルなそばがすきなのでもりそばと天ぷらを注文。
そばは量によって7 . . . 本文を読む
上山市の原口そばはあまりにも有名で全国からのお客で土日は行列ができるらしい。
山形市から国道13号を米沢方面に走ると、周辺の景色に似合わない高層マンションがある。
そのあたりを左方向に畑や果樹園の道を行けば看板を見つけることができる。
普通の農家である。
少し先にコンクリートで舗装された駐車場があり、平日でも県外ナンバーの車が止まっている。
玄関を入ると左側が厨房になっていてここで注文をしてか . . . 本文を読む
平成17年の2月をもって閉鎖してしまった秋保温泉の宿。
佐勘、水戸屋、瑞鳳など大型旅館がめだつ秋保のお湯には魅力を感じない。
そんな秋保に本物の温泉があると知ったのはネットの掲示板だった。
愕然とした。
何でもっと早く知らなかったんだろうと。
浴室の戸を開けたときにプーンとくるあの臭い、まさに温泉の香りだ。
そしてやや褐色がかったこのお湯。
露天風呂 . . . 本文を読む
温泉街から少し離れた林の中にあるプチホテル。
とても上品な感じのホテルである。
重厚な感じのロビーからの階段、二階の廊下はどっしりとした深い木の味わいがする館内だ。
4人なので和室で8畳くらいの部屋だった。
ちょっとシンプルすぎる部屋だ。
ホテルの良さは余分なサービスがないことにあると思う。
鍵を渡されたら後は自由気ままに楽しめる。
内風呂と露天風呂が2時間ごとに男女入れ替わる。
あまり大き . . . 本文を読む
最近、はまっているのが山形市内の日帰り温泉「八百坊」。
山形市青田にあり、国道13号を上ノ山に向かう途中にある。
六角形か八角形の屋根をしていて薬局を併設した温泉である。
何度も見てはいたのですがなぜだか「あやしげ」な気がして入ろうとは思わなかった。
人づてに話を聞き昨年行ってみた。
トロリとした、とってもやわらかいお湯が、大きな組んだ岩間から大量に投入されていた。
洗い場のカランとシャワーの . . . 本文を読む
閉店
ここも286号沿いの店。
仙台から山形に行く途中、山形自動車道の高架が見えるあたり、右側にある。
お店の名前でわかるように以前はろうそくやさんだったとか。
落ち着いたたたずまいのお店である。
部屋にはテーブルの他に窓際には渓流を眺めながら食べる席もある。
すぐ下をきれいなせせらぎが流れ、新緑の山がきれいでロケーションは最高だ。
そば好きの知人から、寒ざらしそ . . . 本文を読む
樹氷祭り40周年を記念して2日間だけ無料解放された大露天風呂に行ってきた。
1月29日(土)はすこぶるいい天気で風もなく青空だけが広がっている。
開放時間より早く着いたのでお願いして写真を撮らせていただいた。
その後、1時まで各地から訪れた温泉好きの方々とお話しながら待つ。
私と友人が一番乗り、ってことでNHKテレビにインタビューされた。
さえぎる物が何もないので男性浴場はどこからも丸見え . . . 本文を読む
閉業
土湯の温泉街からチョットだけ行った所にある一軒宿。
訪れたのは2月の末、周りは雪、雪、雪だった。
滝を眺めながらの雪見露天は最高のものである。
透明のお湯にはたくさんの湯の華が舞っている源泉掛け流しの温泉だ。
やや温めのお湯は何時間でもいられそう。
風と共に舞い落ちる雪にも風情がある。
春先にはこの斜面にカタクリの群生が見られるそうだ。
5月には新緑の中 . . . 本文を読む