17年前、アフリカ・コンゴより来日、熊本大学医学部で留学され博士の学位を取得されたディサシさんが再来日されました。
来日の目的の1つはふるさとムブジマイ大学と熊本大学(ドクター取得大学)との友好提携、
そして2つ目は当時日本の中古医療器具をムブジマイに贈る活動をしてくれた多くの市民の方々へのお礼とその後の報告でした。
大牟田でもたくさんの医療器具を提供してもらい、寄付をいただき、寄せ書きなどの激励を受けたことを忘れず、忙しい日程の中、おいでいただきました。
(私は当時の関係者の一人~連絡等をお世話をいたしました)
ディサシさんのお国の公用語はフランス語です。今、日本語は大丈夫?~なんと忘れずちゃんと話をされます。
(その頭の良さ!どのようにしたら忘れないのか?中国語を長年勉強している者としても感嘆!感激!羨ましいかぎりです。)
今回の大牟田訪問について有明新報が記事にして下さいました。これで応援いただいた方々に感謝の報告ができると喜んでいます。
(下:2015年7月23日有明新報・牛島亮介「故郷に病院 協力に感謝 コンゴ出身の医師 ディサシさん 医療器具や資金得て 支える会大牟田など支援広がる」より)
あれから月日もたち関係者との連絡もなかなか大変でしたが、ささやかなランチ歓迎会もし、色んなお話もしました。
ディサシさんはあのころと変わらず若くて優しく~月日が過ぎ去ったことを忘れてしまうほどでした。
「松永メガネさんよりいただいた検眼機がこれです。」パソコンに収録されている写真を指さしてディサシさんが話されます!
お~!感嘆の声!大牟田から積み込みました中古医療器具の一つ一つが今、コンゴ・ムブジマイの病院で活躍しています。
感激しました。応援していただいたみなさんに報告でき、本当にうれしいです。
大牟田と直線距離でも約18000キロあるというアフリカ・コンゴ・ムブジマイとが「医療と教育を思う心」で繋がっています。
しょっちゅう内乱等ある国の中でムブジマイは比較的安定している地域だそうです。すべてを破壊する内乱・戦争は絶対あってはならないと思いました。
ディサシさんはたくさんの用事をこなされ、28日帰国されます。
17年前に有明新報は「ムブジマイの医療と教育を支える会」の活動を取り上げ市民の方々に紹介していただき、大きな反響を呼びました。
こうした報道なしには支援の活動も広がらなかったと思います。本当にありがとうございました。