「ご近所によるご近所のための安価な有償ボランンティア」活動が注目されています。会の名は「泉ヶ丘きばいもんそ会」(鹿児島県鹿屋市)、「設立は4年前、町内で起きたある孤独死がきっかけ」だったそうです。それから~は新聞で詳しいです。「会が取りそろえたメニューは、付き添いや話し相手のほか、大工仕事や庭仕事など1時間程度の仕事が600円。ゴミ出しや調理、電球交換、代読代筆といった30分程度の仕事が300円で、ニーズに応じて最近ペットの餌やりも加わった」そうです。「登録資格は原則、泉ヶ丘町内会の住民で年齢制限はない」とのこと。「登録者数は現在、利用者が41~88歳まで十数人、支援者は小学6年生~84歳まで15人。当初は月2、3件だった依頼が最近は月6、7件に増えた」そうです。視察に来られた「沖縄県宜野湾市の社会福祉協議会」の方が「小学6年生が登校前、近所のお年寄りの家庭ゴミを出す姿に」驚かれ、「高齢者の見守りの担い手不足で若い人をどう巻き込むかが課題。子どもと高齢者をつなげるヒントになった」と話されています。その他、宮崎県新富町や長崎県波佐見町でも参考にした動きが始まっています。
(下:2019年3月24日朝日新聞-<西発見>欄 周防原孝司/加藤美帆「《ご近所力》つなぐ有償ボランンティア 高齢者付き添い-ゴミ出し---小6~84歳協力 各地に試み広がる」より)
(下:2019年3月24日朝日新聞-<西発見>欄 周防原孝司/加藤美帆「《ご近所力》つなぐ有償ボランンティア 高齢者付き添い-ゴミ出し---小6~84歳協力 各地に試み広がる」より)