軒下に放置自転車？

　「夕食のための食材買い出しに出かけよう」　そう思って家の戸締まりをして自動車の所に行く最中に、　母屋の隣にある物置小屋の軒下に自転車が置かれているのが目についた。　防犯登録の黄色いラベルは貼られているが、住所氏名の類の表示はどこにも見当たらない。　今日は雨が降っていて、「自転車が濡れるのを防ごうと道路から直ぐに入れるその軒下に誰かが仮に置いたのか？」そう思って近所の”地域集会場”へ様子を見に行ってみたけれど、そこには人っ子一人いませんでした。

　いづれは役場のそばの町の交番にも顔を出しておく必要もあるかと考えていたので、　食材の買い物を済ませた午後の４時、交番に立ち寄りました。　そして「カクカクシカジカ」と敷地内の物置小屋の軒下に自転車が置かれている事を届け出ておきました。

　暗くなった６時過ぎてから　「警察ですが、届けていただいた自転車の件、８時頃迄に伺いたいが宜しいか？」　と連絡があり、　７時半頃にパトカーが到着しました。

　防犯登録のナンバー照会が直ちに行われ、　その結果、登録者は川向うの松川村の住人だと判明しました。　そこで一旦引き上げて行かれたのですが・・・

　８時半過ぎて電話連絡がありました、　その結果は思いがけないものでした。


続く・・・　としようと想ったが判った事を書いちゃいましょう。

　自転車の持ち主さん、実際は川向うでは無く、近所に住んでいたのです。　更に、その方は”ひのみのの家”のスペースを車の駐車場として使って居た方で、「昨日はたまたま車の代わりに自転車を置いていた」　そんな他愛ない話と判りました。


　実は長いこと空き家になっていた　”ひのみのの家”　借家契約の場で持ち主のMさんはから、　近所（と言っても１５０ｍほど離れた家）の方から頼まれて「車の置き場を貸してあります」と聞いていました。　だから今までも時折、車が置かれているのを目にしても、それを不審とは思いませんでした。

　それが昨日は”自転車が放置されている”　そう感じた僕が警察に届けてしまったのでした。

最終的な警察からの電話

「自転車を使用されている方は貴方の近所に住まいのある方だ」

「その方はあの場所を借りていると主張している」

だから

「双方で誤解の生じないように、話し合っておいて下さい」

　そんな事でしたので、雨が降って暗い中を懐中電灯持って家を訪ねて話をして来ましたよ。

　昨日は警察には求めに応じて住民情報を提出して、「独り住まいしてますので、今後も宜しく」と話して置きました。　今朝、早朝５時頃には、　いつも家の前を通過する軽自動車の走行音とは異なる音が聞こえたので２階の窓から覗くと、　車の屋根に「大町」と大書されたパトカーが静かに走行していました。　「見回り、ご苦労様です」