餓鬼岳白沢コース、魚止めの滝上部付近を遡行中の様子
きょうは、登山中のあれこれの中から「GPS」と「ブヨ」の事を書いてみる。
[ GPS ]
その性能にかなりの信頼を寄せていたGARMIN社のGPSだが、

白沢コースの渓谷では魚止めの滝を過ぎ、最終水場から大凪山に出るまでの区間ではGPS用の衛星からの電波の受信状態が悪く、 位置精度が極端に劣化した(黄色の楕円で囲んだ区間)。 最初は沢筋を離れていくトラックデータ画面を見ながら 「これが新道ルートなのか?」と眺めていたのだが、 その内に余りにも想定ルートを外れてしまうデータを見て位置精度を疑い始めました。
まあこれは上空を飛ぶ衛星の位置、谷あいで受信できる衛星の数が限られていた等の条件が大きく影響しての結果でしょう。 ちなみに、衛星からの電波受信状況を確認したら、 受信出来ていた衛星の数は最低限必要とされる3つしか無く、 電波強度は棒グラフで見ると20%程度の強度にしかなっていなかった。

ちなみにこの図は下山時の物ですが、上空を飛ぶ衛星の位置が良かった為かトラックデータはきちんとした物でした。
[ ブヨ ]
白沢ルートでは大凪山へ突き上げる辺りから餓鬼岳山頂に近い百曲り辺りまでの区間、コメツガの林となっている大凪山周辺を除いて、顔の周辺や露出した皮膚にブヨの群が纏わり付いて大変だった。
ブヨに刺されて、一番酷い症状になったのは妻の顔、 それは昨日の山頂での写真に目の廻りに腫れとして少し見られますが、下山時にもまたブヨに襲われてとうとうお化けのお岩さん状態になってしまいました。 そんな顔をブログに載せる訳には行きませので、

同じくブヨに刺されてしまった僕の耳たぶに出来た水疱の様子をUpしておきましょう。

登りの時に懲りたから、下りでは長袖を着用し、耳を襲われない様にタオルで防ぐスタイルで行動しましたけど、 頭部を覆うネットを準備すべきだったですね。