残照・餓鬼岳@高瀬川堤防上
一昨日スーパーの店頭に並んで、光り輝く肌を見せていた秋刀魚を買った。 同じ陳列台には一年前の冷凍物も並んでいたけれど、光り方が違います。 その日の昼前、キルギスタンの旅から帰国したショージ君が新宿から、 「無事に帰りました、夕方に到着する高速バスに乗って行きます」と電話をくれた。
「もしかしたら我が家にみやげ話にでも来るか?」そう考えて2匹入りの秋刀魚パックと大根おろし用に大根も買いました。 だってBBQ用のコンロに火を起こして「ジュウジュウ煙をあげる秋刀魚を食べながら、旅の話を聞くのは楽しい」でしょうから。 でも帰国した翌日も我が家に来ることはありませんでした。 逆に電話があって「明日の晩、家に来ませんか」とお誘いを受けたのです。
冷蔵庫に入れた秋刀魚、 「いつまで鮮度が保たれるか・・・?」
それで昨晩は、思い切ってサンマの一人BBQにおよびました。 大量に大根おろしも作りました。 金網上のサンマの身からは火床に油が滴り落ちて盛大に炎が上がってしまうから、油が落ちないようにアルミホイルを敷いて、それを防ぎながら焼きました。 全部焼けるのを待たず、適度に焼けた所の身を箸でつついて取り分けながら、 ビール片手に食べました。 「しみじみと秋を感じつつ」。
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家のまわりの稲穂はこうべを垂れて色付きはじめ、柿の実も緑色した実を大きくして来た。 ススキは穂を出しからだいぶ日が経ち、双葉だった蕎麦も丈が20cmを超え始めている。 季節はぐんぐんと秋に向かっているのです。 昨年までの「ヤナバ生活」では 「そろそろ帰り支度をするか・・・」と考える今の時期。
今年は「暑さ寒さも彼岸まで」のその時期まで安曇野生活を続ける積りで、家計費からその期間の食費を貰って出かけて来ているのだけど、「秋刀魚を喰ったら、急に東京の家に戻りたい気持ちになって来た」
我慢をせずに、一度東京に戻って、公民館囲碁の場に顔を出して、 気が向いたらまた安曇野に戻って来ようか。 そんな風に考えている。 ただ、それを実行するにしても、明日から泊まりに来てくれる山仲間が帰ってからの話になるでしょう。