横浜田舎物語

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ヤビツ峠に行ってきました・・それも車で

2009-08-16 | 自転車


秦野市のランドマーク?ヤビツ峠に車で行ってきました

写真は峠の途中、休憩所にもなっている菜の花台の展望台より、
江の島がかすかに見えます。

『車で』が、なぜ、赤色太字になったかといえば・・

悔しさと怒りがこもっているからです

神奈川県の”ヤビツ峠”といえば、今や自転車人のヒルクライムのメッカと化し、
だれもが一度はチャレンジしてみたいと思うところ

ヤビツは昔、宮ヶ瀬に行った帰りに通ったことがありますが、
当時はまだ、自転車で登る人がほとんどいなかったのか、関心の無さから気付かなかったのか
とにかく、自転車の姿を見た覚えはありません。

誰が、いつ頃から登るようになったのか、とにかく入口である246号線”名古木”あたりから、
かなりのヒルクライムニスト(こんな呼び方あったかしら?)が次々、上って行きます。

おそらく自分が乗っていなかったら
「よく自転車なんかで登るわねえ 危ないったらありゃしない
あげく、「じゃまねえ
とまで言っていたかもしれません。

ところが、不思議なことに、車の助手席にいながら、自分がで登っている気分に
なってしまうのです。

これでもか、これでもかと坂は続きます。

”ダンシング”といってもダンスを踊ることではなく、いわゆる”立ちこぎ”の
専門用語なのですが、股関節に障害のある私にはとても無理ですし
それでは、そんなことしないでゆっくりこいで行けばという話ですが
そんなに甘いコースではありません。




ここがヤビツ峠のてっぺんです。

大勢の登坂達成者のみなさんが、それは満足げな顔で休憩していました

夫も、私もそれぞれに話し相手を探して声をかけました。

今日で7回目というご夫婦、多分アラフォー世代のお二人かと思いますが
奥さまはとても華奢な方で、どこにそのスタミナと筋力があるのかと
驚きました

もうひと組の男性お二人、一人の方は大田区から走り続けてきたと、
いつも大井ふ頭でトレーニングをしているけど、平坦な道ばかりで
トレーニングにならないので、挑戦してみたとのこと

今日、初めて登りきったと、その顔は、言葉は目標をやりきった自信と達成感に
充ち溢れて・・・

私はといえば、自転車に乗って4年半、こんな屈辱的な気持ちになったのは
初めてのことです

登山をする方々なら、
<なぜ苦労してまで高い山に登るの?>
<そこに山があるから>ですが

自転車人は
そこに道があるから、坂があるから、ただひたすら進みたい
それだけのことです。

ばかみたいな話ですが、ひとりで挑戦するスポーツって、ほとんどがそんなものです

<悔しいな なんとかできないものかしら?>
車で下りながら、やはり自転車で気持ちよさそうに下って行く人たちの
誇らしげな横顔がとても眩しく、輝いて見えました

なんと一日に何度も登り、下りを繰り返している人もいるとか
そこまでやれなくてもいいですけどね  
コメント (2)
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