3月末で69年の歴史の幕を閉じる小樽市立末広中学校。
PTA主催行事として、最後の卒業式が開かれる3月15日(水)に65発の花火(約5分間)を打ち上げるという。
学校は地域の文化的中心であり精神的結合の基礎である。
少子高齢化が進み生徒数の減少により地域の学校が閉校してしまうことは、避けることのできない時代の趨勢である。
そう頭では分かっていても、地域の住民にとっては、やはりさびしくもあり万感の思いが去来することだろう。
手宮の煤田山を照らす花火の輝きは、各々の目にどう映るのだろうか。
4月からは北山中学校と統合し、北陵中学校(手宮西小跡地)として新たな歴史の幕が開く。