小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

合同墓は市民ニーズの最も高い公共施設

2020-11-12 06:57:17 | 小樽
小樽市合同墓は、少子高齢化や核家族化などを背景に、

①お墓の継承ができない方
②身寄りがない方
③経済的にお墓を建立することができない方
④お骨を自宅で保管するなど納骨が困難な状況にある方、のため、
平成24年10月に3,000体のお骨が埋蔵可能な施設として、中央墓地に開設した。

最大埋蔵可能数の3,000体は、当初、年間60体×50年間を想定。
しかし、ニーズが想定よりも高かった。

年度 埋蔵(件)
H24 129
H25 288
H26 248
H27 327
H28 324
H29 342
H30 387
R01 498
R02 ※195 ※令和 2 年度は8月末現在
合計  2,738体

当初、想定していなかった「墓じまい」や「寺院等からの改葬」などが増加。
今後も同程度の埋蔵が予想され、令和2年度中にも許容量を超える見込みであったことから、早急に拡張する必要が生じ工事を実施した。

拡張工事完了 令和2年8月31日
現在使用している合同墓のカロート部分(お骨の埋蔵部分)を増設。
最大埋蔵可能数を3,000体から6,000体に倍増した。


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小樽市内において、葬儀の簡素化、お寺離れがここ数年で急速に進んでいることが伺える。
新聞のお悔やみ欄をみても、「葬儀終了」とされ、親族のみで通夜、葬儀を済ませるケースが増えているように感じる。
合同墓は、高齢化が進んでいる小樽市にとって、今や市民ニーズの最も高い公共施設だと言えるかも知れない。