夜中じゅうガーガーと重機による作業の音がしていたと思ったら、
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ばっちり排雪がはいっていた。
あれだけガタガタで幅が狭くなっていた道路がスッキリ。
きれいに切り取られた直角にもえ~
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この市道公園東通線は、小樽市が策定した排雪路線図計画で幹線・補助幹線道路として排雪路線Aにランクされている。
大型ロータリーを使って雪山を切り崩し、ダンプを使って雪堆積場へ雪を運ぶ、いわゆる「運搬排雪」を実施する重要路線。
雪をただ追っつけるだけの除雪と違い、排雪は莫大に経費がかかる。
大型ロータリーやバックボウといった重機のほか、雪を堆積場までピストン輸送するダンプを数台用意する必要がある。
さらに、作業中の歩行者の安全や道路を通行止めとするための交通誘導員の配置。
スコップによる人力作業員、現場管理者。
とにかく人がかかる。
人がかかるということは、それだけ経費がかかるということ。
この路線だけで今シーズンは何回排雪が入っただろう。
その経費たるや。
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こんなにきれいになっても、まとまった雪が一度ドサッと降ったら、また元の木阿弥だ。
小樽市の除排雪予算は、今年度初めて20億円を超えたという。
雪の降らない地域にしたら、この20億円を別の経費に充てることが可能なのだから、そう考えると、雪と共存していくことがどれだけ負担なことかと考えてしまう。
お隣りの札幌市でも除排雪予算は今年、大台の300億円を超えたと聞く。
降雪地域の苦悩は、大雪の今年は特に深く大きい。