











出店を手伝う運河100年プロジェクトのメンバー、みんなボランティアで頑張っています。
小樽市の人口は、2050年に55,542人になってしまうとは衝撃的だ。
小樽市の減り方は尋常ではない。
どうしてこんな推計になるのかのかと言えば、おそらく現在の高齢化率の高さがあるのだろう。
「厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所の地域別将来推計人口」
これはよく出てくるのでワンセットで覚えておきたい。
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【自分用メモ】
厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は2050年までの全国地域別将来推計人口を発表した。(2023年12月23日発表)
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2050年道民382万人 人口推計20年比26%減 67市町村半数以下
出典:北海道新聞
厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は22日、2050年までの全国の地域別将来推計人口を発表した。
道内は、前回国勢調査が行われた20年と比べて26・9%減の382万人となり、全道179市町村全てで減少、67市町村では人口が半分以下になる。
全国の人口は東京都を除く46道府県で20年を下回り、17%減の1億469万人に落ち込む。
■65歳以上42%に
道内の減少率は全国平均を9・9ポイント上回り、人口減の加速する懸念が浮き彫りになった。
50年には、函館市(39・6%減)が中核市指定時の要件でもある20万人を切り15万1567人となるほか、釧路市(40・3%減)や江別市(22%減)は10万人を割り込み、小樽市は5万5542人に半減する。
道内で最も減少率が高いのは歌志内市で、全国でも4番目に高い72%減。
20年に2989人だった人口は30年後に838人になる。
人口が千人を下回る自治体は19市町村で、最も少ないのは後志管内神恵内村の325人。
上川管内音威子府村も328人となる。
減少率が20%未満にとどまるのは6市町のみ。
最も低いのは唯一10%未満となる後志管内ニセコ町の4・4%減。
このほか千歳市(10・8%減)、札幌市(11・5%減)、上川管内東川町(14・7%減)、恵庭市(15・4%減)、上川管内東神楽町(18・1%減)と続く。
道内の総人口に占める65歳以上の割合は、32・1%から50年には42・6%に上昇。
赤平市など64市町村が、人口の半数以上が65歳以上の「限界自治体」になる。
ただ、65歳以上の人口自体は40年以降に減少に転じ、50年には20年の水準を下回る。
一方、0~14歳の割合は10・7%から8・5%に低下、人口も20年の56万人から41・6%減り33万人になる。
同研究所は「今後、特に地方では、今まで増え続けてきた65歳以上の人口が多くの自治体で減っていく。新たな人口減少のステージに入ったと言える」と分析している。
全国に占める道内人口の割合は20年の4・1%から50年には3・6%に低下。
地域別では関東のみ34・6%から38・7%に上がり、一極集中が進む。
都道府県別で見ると、30年後の人口が20年を上回るのは東京都だけで、2・5%増の1440万人となる。
最も減少率が低かったのは沖縄県(5・2%減)。減少率が最も高かったのは秋田県(41・6%減)で、北海道は14番目の高さだった。
将来人口推計は5年ごとに発表。国勢調査を基に、自然増減や転入出の傾向を分析し、推計した。
■2050年の道内市町村別推計人口
●は2050年に人口が半分以下になる自治体
自治体 2020年 2050年
北海道 5,224,614 3,820,016
札幌市 1,973,395 1,745,608
函館市 251,084 151,567
小樽市 111,299 55,542 ●
旭川市 329,306 236,115
室蘭市 82,383 46,571
釧路市 165,077 98,544
帯広市 166,536 130,288
北見市 115,480 76,002
夕張市 7,334 2,154 ●
岩見沢市 79,306 45,761
網走市 35,759 21,159
留萌市 20,114 8,955 ●
苫小牧市 170,113 131,140
稚内市 33,563 17,716
美唄市 20,413 8,625 ●
芦別市 12,555 4,498 ●
江別市 121,056 94,433
赤平市 9,698 3,643 ●
紋別市 21,215 11,377
士別市 17,858 8,012 ●
名寄市 27,282 17,272
三笠市 8,040 3,619 ●
根室市 24,636 12,344
千歳市 97,950 87,335
滝川市 39,490 25,364
砂川市 16,486 9,023
歌志内市 2,989 838 ●
深川市 20,039 9,878 ●
富良野市 21,131 11,574
登別市 46,391 26,963
恵庭市 70,331 59,483
伊達市 32,826 19,762
北広島市 58,171 43,677
石狩市 56,869 42,365
北斗市 44,302 27,360
当別町 15,916 9,106
新篠津村 3,044 1,718
松前町 6,260 1,939 ●
福島町 3,794 1,293 ●
知内町 4,167 1,949 ●
木古内町 3,832 1,295 ●
七飯町 27,686 19,706
鹿部町 3,760 1,778 ●
森町 14,338 6,353 ●
八雲町 15,826 8,382
長万部町 5,109 2,454 ●
江差町 7,428 3,445 ●
上ノ国町 4,306 1,639 ●
厚沢部町 3,592 1,664 ●
乙部町 3,403 1,301 ●
奥尻町 2,410 967 ●
今金町 5,072 2,513 ●
せたな町 7,398 3,033 ●
島牧村 1,356 649 ●
寿都町 2,838 1,538
黒松内町 2,791 1,521
蘭越町 4,568 2,640
ニセコ町 5,074 4,852
真狩村 2,045 1,333
留寿都村 1,911 1,352
喜茂別町 2,156 1,417
京極町 2,941 1,739
倶知安町 15,129 11,718
共和町 5,772 3,332
岩内町 11,648 5,353 ●
泊村 1,569 786
神恵内村 870 325 ●
積丹町 1,831 720 ●
古平町 2,745 1,169 ●
仁木町 3,180 1,987
余市町 18,000 9,569
赤井川村 1,165 821
南幌町 7,319 4,352
奈井江町 5,120 2,415 ●
上砂川町 2,841 895 ●
由仁町 4,822 2,188 ●
長沼町 10,289 5,707
栗山町 11,272 5,917
月形町 3,691 2,512
浦臼町 1,732 782 ●
新十津川町 6,484 3,714
妹背牛町 2,693 988 ●
秩父別町 2,329 1,247
雨竜町 2,389 990 ●
北竜町 1,724 778 ●
沼田町 2,909 1,421 ●
鷹栖町 6,567 4,032
東神楽町 10,127 8,289
当麻町 6,319 3,525
比布町 3,520 1,976
愛別町 2,605 1,010 ●
上川町 3,500 1,338 ●
東川町 8,314 7,088
美瑛町 9,668 5,681
上富良野町 10,348 5,887
中富良野町 4,733 2,708
南富良野町 2,376 1,518
占冠村 1,306 807
和寒町 3,192 1,473 ●
剣淵町 2,926 1,411 ●
下川町 3,126 1,773
美深町 4,145 2,096
音威子府村 706 328 ●
中川町 1,528 766
幌加内町 1,370 596 ●
増毛町 3,908 1,746 ●
小平町 2,994 1,370 ●
苫前町 2,936 1,361 ●
羽幌町 6,548 3,088 ●
初山別村 1,080 482 ●
遠別町 2,520 1,183 ●
天塩町 2,950 1,568
猿払村 2,611 1,958
浜頓別町 3,448 1,605 ●
中頓別町 1,637 804 ●
枝幸町 7,565 3,932
豊富町 3,974 2,357
礼文町 2,509 1,391
利尻町 2,004 1,016
利尻富士町 2,458 1,349
幌延町 2,371 1,590
美幌町 18,697 9,819
津別町 4,373 1,852 ●
斜里町 11,418 6,946
清里町 3,883 2,014
小清水町 4,623 2,522
訓子府町 4,677 2,290 ●
置戸町 2,775 1,375 ●
佐呂間町 4,875 2,475
遠軽町 19,241 10,769
湧別町 8,270 4,211
滝上町 2,421 1,140 ●
興部町 3,628 2,143
西興部村 1,053 745
雄武町 4,199 2,298
大空町 6,775 3,691
豊浦町 3,821 2,297
壮瞥町 2,743 1,568
白老町 16,212 7,706 ●
厚真町 4,432 2,931
洞爺湖町 8,442 4,119 ●
安平町 7,340 4,209
むかわ町 7,651 3,555 ●
日高町 11,279 5,909
平取町 4,776 2,402
新冠町 5,309 3,728
浦河町 12,074 6,515
様似町 4,043 1,706 ●
えりも町 4,374 2,219
新ひだか町 21,517 11,949
音更町 43,576 33,627
士幌町 5,848 3,713
上士幌町 4,778 3,536
鹿追町 5,266 3,802
新得町 5,817 3,411
清水町 9,094 5,667
芽室町 18,048 13,658
中札内村 3,884 3,106
更別村 3,080 2,242
大樹町 5,420 3,308
広尾町 6,387 3,158 ●
幕別町 25,766 18,386
池田町 6,294 3,100 ●
豊頃町 3,022 1,737
本別町 6,618 3,190 ●
足寄町 6,563 3,759
陸別町 2,264 1,290
浦幌町 4,387 2,000 ●
釧路町 19,105 10,659
厚岸町 8,892 4,343 ●
浜中町 5,507 3,162
標茶町 7,230 4,102
弟子屈町 6,955 3,337 ●
鶴居村 2,558 1,791
白糠町 7,289 2,841 ●
別海町 14,380 9,231
中標津町 23,010 16,552
標津町 5,023 3,233
羅臼町 4,722 2,041 ●
【あんかけ焼きそばの世界】【オーダーメード間取りの世界】
トキエアがついに就航した。
【TOK/BV101 31JAN 】新潟 9:37 出発済 → 札幌(丘珠)11:10 到着済
製造 Avions De Transport Regional G.I.E(ATR)
機材型式 ATR72-600型
座席数 72席
全長 27.17m
翼幅 27.05m
巡航速度 500km/h
航続距離 1,370km
最大離陸重量 23,000kg
エンジン型式名 プラット&ホイットニーカナダ PW127M
エンジン推力 2,750 SHP×2基
最大燃料重量 5,000㎏
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新潟-丘珠線の運航日は、就航初日の31日を除き、月曜と金曜から日曜の週4日で、1日あたり2往復4便。
機材は仏ATR製ATR72-600型機(1クラス72席)が2機で、うち1機は当面予備機として使用する。
新潟空港で31日に開かれた就航記念式典で、トキエアの長谷川政樹社長は「皆様のご支援がなければここまで来られなかった。若い人たちにもどんどん乗って欲しい」とあいさつ。
初便の販売座席数はスタッフが利用する3席を除いた69席が完売した。
長谷川社長によると、今後は現在の週4日運航を早期に週7日運航に増便した上で、2路線目の新潟-仙台線を就航させたいという。
新潟県は、就航に必要な資金として11億6000万円を融資している。
花角英世知事は「これはゴールではなくスタート。信頼される路線に成長することを願う」と述べた。
一方、搭乗率保証は行わないという。
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延期延期でどうなることかと見ていたが、本当に就航が実現したことをまずは評価すべきだろう。
地域を支えるベンチャー航空会社として新規参入、それにしても新潟空港を拠点にするとはチャレンジャーだ。
新潟から首都圏へは新幹線があるし、新潟市内からバスで30分程度かかる空港の立地もあり、単純に考えて厳しいと思ってしまうのだが。
社長以下、社員130名はみんな夢を持って働いているのだろうな。
2022年度で赤字2億6000万円、2023年度で赤字11億円。
2024年度で黒字9000万円を見込んでいるが、果たしてどうか。
就航が遅れたことは収支へのマイナス要素だろう。
資金調達面で経営的に危うく見えるが、劣後ローンで資金調達しているのは、JAL,ANAも同じだ。
新潟県はもとより、地域企業の支えは必須だと思うが、みんな腹をくくって融資しているのだろう。
当面、丘珠便を安定就航させ、週4を週7にしていけるか、そして、仙台便を就航させることができるかどうかが鍵となる。
近いうちに一度乗ってみようと思うが、24000円からのトキビズはさすがに割高感が否めない。
JAL,ANA便と比較して優位性はどこにあるのかとなるもの。
自分が利用するならやっぱり6900円からのトキトクだろうな。
丘珠に車を停めて、新潟の友人と古町で遊んで帰ってくるなんて、、、アリかもしれない。
現代の北前船、トキエアの今後に注目したい。
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令和6年1月30日に衆議院・参議院両院本会議において岸田総理により行われた施政方針演説の全文に目を通す。
一番印象に残った結語の部分を自分用メモとして。
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平成二十八年の熊本地震では、価値ある多くの陶芸品が破損しました。
それに手を差し伸べたのは、輪島塗の職人でした。
割れた陶器の破片を集め、漆と金でつなぎ合わせる輪島塗の「金継ぎ」という技法で、見事に修復しました。
被災地熊本の作品と、輪島塗の伝統技術が融合した新しい芸術作品は、美しい復興の象徴として人々に感動を与えました。
被災地を思う「絆の力」と、若者たちのアイデアと、クラウドファンディングによる支援が組み合わされ、日本の新たな力が輝いた瞬間でした。
同じ被災地だからこそ寄り添った対応ができる。
保健所への職員の派遣、寄付金事務の代行、被災鉄道への支援、若い世代も含め、今度は熊本から石川に「八年前の恩返し」の動きが広まっています。
伝統と若さ、民間企業と公的機関、地域社会とスタートアップ。
今回の震災の復興に当たっても、こうした様々な組み合わせによって生まれる「新たな力」が、能登を取り戻す原動力となっています。
「新たな力」は被災地にとどまるものではありません。
最初から世界での活躍を見据える志を持つ若者。
地域の課題を新たな技術で解決する試み。
国民一人一人が持ち場でコツコツと地道に取り組んでいる現場。
様々な場面で「新たな力」が生まれていることに気づかされます。
この営みをつなぎ合わせ、デジタル、グリーン、官民連携、スタートアップなどの新しい要素と組み合わせていく。
そうすれば、「明日は今日より良くなる日本」に向かう確かな力になっていくと確信します。
日本を変えていくこのチャンスを必ず掴み取る。
与野党それぞれの立場はありますが、議員各位とともに次の世代のために全力を尽くそうではありませんか。
国民の皆さんの御理解と御協力を重ねてお願い申し上げます。
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キーワードは「新たな力」。
様々な現場で生まれている「新たな力」。
デジタル、グリーン、官民連携、スタートアップなど、新しい要素の組み合わせが、より良い日本への力になっていく。
今こそ日本を変えていくチャンスだと訴える首相。
理想ばかり語るなかれなどと言ってはいけない。
リーダーは将来向かうべき方向を見定め、夢を語らなければならない。
人を動かす原動力は、常に夢である。
国民に夢を語り、鼓舞し、将来のビジョンを共有する。
施政方針演説で自分がいつも注目しているのは、夢の語る部分、その語り方だ。