夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

蛙之図 平福百穂筆 大正10年(1921年)頃 その106

2023-08-21 00:01:00 | 掛け軸
本日から夏季休暇終了後のブログ再開です。

本日は本ブログにて百点を超える作品を紹介してきている平福白穂の作品の紹介です。今回の帰省でも1点の平福百穂の作品を入手できましたので後日紹介したします。

展示室では古九谷?との共演・・・。雁と蛙、とても両作品とも洒脱!



蛙之図 平福百穂筆 大正10年(1921年)頃
水墨淡彩軸装 軸先象牙 共箱(箱書は大正13年頃?) 
全体サイズ:縦1330*横520 画サイズ:縦270*横330



郷里出身の画家、平福百穂の小品ながら洒脱な良い作品だと思います。



ようやく真贋にある程度迷わず作品を入手できるようになってきました。



墨の沁み具合などやはりうまい・・・。



蛙の描き方も上手・・・。


日本画の極みをここに見たり。



作品中の落款や印章から大正10年頃の作と判断しています。



共箱に収められている作品です。



箱書きは下記の写真のとおりです。

   

印章にも違和感はありませんね。



表具も上々・・。



当方の眼力では、運が良くなくてはこのような佳作は入手できないもので、しばし楽しみたいと思っています。なおこの後にも蛙を描いた平福百穂の面白い作品が入手できていますので、こちらも後日投稿して紹介したいと思います。








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