
本日は今年になってからの最初の投稿となりますが、すでに今年分の投稿作品の原稿はすでに下案が終了しています。おそるべきは当方のガラクタの蒐集品の数・・・・???。
さて岩手県の安比高原の近くに仕事の関係で長らく赴任していたことがあり、八幡平市の「安比リンドウ」は生産量日本一とのことでした。岩手の風土にあったオリジナル品種野栽培を1865年頃から始められ、1985年には日本一になったそうです。よく仕事場にはリンドウの花が飾られていました。

りんどう 北沢映月筆 その4
紙本水着色高級額装 共シール 一部布タトウ+黄袋
P10号 全体サイズ:縦735*横615 画サイズ:縦530*横40

北沢映月は当方でメインに蒐集している福田豊四郎と縁の深い画家ですね。

北沢映月らしいいい作品だと思っています。

いい作品にはいい誂えが施されいるものですね。

額装の作品には黄袋、タトウは必需品で、その誂えのない作品は保存状態が極端に悪くなります。
*額の作品を家の廊下や部屋に所せましとタトウや黄袋にも入れないで放置している方は蒐集する資格がありませんね。おそらく作品にもいいものないでしょう。

作品中や共シールの落款と印章は下記のとおりです。


掛軸や陶磁器の箱と同じく額装もまた作品を箱から取り出さなくても何の作品が解るように表示するの必須です。出し入れに作品を傷めないためにも必要です。


このような誂えをするのも蒐集する者の務めです。今ではこのようなことは電子機器を利用して家で簡単にできますね。
この作品は長らく展示室に飾っていますが、安比高原を思い出させてくれる飽きのこないいい作品だと思います。