夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

鮒 福田豊四郎筆 昭和18年頃

2019-06-24 00:01:00 | 日本画
さて下書きの記事が満杯で投稿しきれずにおり、気がついたら季節外れの記事となってしまいました。今回の記事は5月にしたためておいたものです

今年の5月の帰省時、本ブログでよく取り上げている画家、福田豊四郎や伊勢正義の郷里である小坂では桜が満開・・。



上記の写真の洋館内ではレストランで昼食できます。



帰省先の郷里で連休前半は花見をして、連休後半は小坂まで出向いての花見です。小坂は標高が高いせいか花の満開は弘前より1週間余り遅いようです。



トロッコに乗り花見見物。



康楽館前は人でも少なくゆっくりと散策できます。





疲れたら喫茶店で美味しいソフトクリーム・・。これは美味。



近くには郷土館があって新たに寄贈された福田豊四郎の作品が見られました。



展示は今一つ工夫が足りませんが、福田豊四郎ファンは一度は訪れてみたいところでしょう。



最晩年の昭和40年頃の「小さな作品展」に出品された作品にはいい作品が多くあります。



代表的な作品もあります。





最後は自転車レールに「あけぼの」の寝台列車。



小生が学生の頃は郷里から上京するのはいつも寝台列車でした。



そのうち一度は寝台列車なるもので家族で旅行してみたいもの。



小坂は福田豊四郎や伊勢正義という当方で蒐集対象としてる画家の生誕の地です。

今回の帰省では福田豊四郎のこれぞという作品がなく、下記の作品を入手したのみでした。

鮒 福田豊四郎筆 昭和18年頃
紙本水墨タトウ入 色紙サイズ:3号
画サイズ:縦270*横240



ネットオークションにて4000円弱で落札した作品。痛みがあるので廉価で落札できたと思われますが、福田豊四郎の作品もだいぶ手頃な値段で入手できるようになりました。

落款と印章から昭和18年頃の作と推察されます。戦時中の疎開先の作品? 疎開先は郷里ではなくなぜかしら県南になります。



福田豊四郎の作品はいいものだけと思いながらこのような中途半端?な作品にも食指が動いてしまいます。子供の頃に田んぼの脇の小川で捕った小鮒を思い出したしまうからですね。



子供の頃の思い出は大切なものです。今回の帰省も息子にはいい思い出になるでしょう。「今度のお休みは田舎に帰るよ。」と帰省にたびに言うと「行く、行く!」と喜んでいます。「田舎ってすごいよね! 会いたい人もたくさんいるし、温泉もある!」だと・・・。いつまで続くか


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