今回の帰郷は列車の旅。息子は大好きな新幹線「はやぶさ」に乗り、上機嫌でしたが、さすがに時間を持て余したようです。
新青森からは在来線で南下。のどかな田園風景を満喫できます。
帰郷時は津軽富士は雲がかかって見えませんでしたが、帰京時にはみることができました。
郷里での法事はいい天気でしたが、北国も年々暑くなってきました。
帰りは東京駅近くでお茶、丸善の4階です。
鉄道ファンにはもってこいの場所。家内は本に夢中ですが、「連結!」と息子は窓辺で大はしゃぎです。
本日は額装された作品。額装の日本画を何点か「男の隠れ家」から持ち込んで資料を整理しています。本日紹介する作品は本ブログで詳細はすでに投稿されていますのでご了解ください。
武者絵 浮田一恵筆
紙本着色額装
画サイズ:横312*縦797
この作品はまだ蒐集を始めて間もない頃に購入した作品です。本ブログにてすでに紹介されている作品ですので、詳細についてはそちらを参考にして下さい。
表具がかなり痛んでいたので額装に改装した作品だと思います。
出来が良いので今一度、展示室で飾ってみたくなって持ち込みました。
真贋は断定できませんが、当方では浮田一恵の貴重な作品と判断しています。
同じくまだ盛岡に赴任していた頃に購入した作品です。
平維茂戸隠山鬼女退治之画 月岡芳年作
版画額装710*238
月岡芳年の浮世絵版画代表作シリーズの一作品です。
状態のよい作品ですが、何点かまとめて売られていたのですが、資金の都合で一作品だけの購入しかできませんでした。当時で12万円でしたが、今では今少し値上がりしているかもしれませんね。
こちらの作品も本ブログで投稿されています。
オリジナルの版画ですが、浮世絵版画はたとえ照明でも長く展示しておくのは禁物ですので、少しの間だけ愉しみたいと思います。
このシリーズ版画をすべて一揃えにするのは現在ではいくら資金があっても至難の業です。
いいですね、この時代の版画は・・・。
こちらは舘岡栗山の力作。
これらは資料の整理が終わったら、郷里に持ち帰ります。額は掛け軸と違って収納するのにスペースを大きくとりますから・・・。
ついでに最近購入して、後日ブログに紹介予定の作品も展示しました。詳細は後日・・。
骨董蒐集で大切なことは作品を愉しむこと。入手したら徹底的に調べること、購入したら仕舞いっぱなしでは骨董蒐集として失格です。そして長らく鑑賞して気に入らなかったら処分すること、気に入ったらときおり鑑賞すること。調べたり、手入れする時も鼻歌がでるくらい愉しくやるのが長続きの秘訣のようです。
時として入手したら「それっきりの蒐集家」に出会いますが、仕舞いっぱなしでや乱雑に廊下や棚の外に溢れているかのように作品を置いておくのは骨董蒐集とし失格です。収納するところや作品に似合った展示スペースを作るようにしなくはいけません。スペースが少なかったら、厳選して作品数を絞ることです。
現在は郷土出身の画家を中心に現在展示室スペースに飾って愉しんでいます。これは小生にとって「連結!」
福田豊四郎の「田園交響楽」という作品、小生のお気に入りの作品のひとつです。
郷里の蛙のなく声が聞こえてきそうです。
多くが赴任先や郷土の骨董店から入手しましたが、最近郷土の骨董店から入手した蓑虫山人の鯉を描いた作品(ブログにて紹介済)がありましたが、購入時の額装が貧相でした。とはいえそれほど高い値段で購入した作品でもなく、そもそも改装するほどの値打ちのある作品ではないのでマットと抑え縁を交換して高級感を出す算段をしました。
こういうのも蒐集家のこだわりなのでしょうね。なんども改装などを経験しいないと軸装や額装、収納箱などの手法は解らないものです。
えいやと改装するのは簡単ですが、費用とリスクがつきまといます。
ところで額装の作品は基本的に黄袋に入れて、タトウに入れて保存しておくものです。額のまま裸で保存しおくのは厳禁です。ます収納箱がないと額そのものが痛みます。黄袋があるとタトウからの取り出しやすさがかくだんに違います。
なおタトウには中の作品を取り出くてもどのような作品が解るように作品名や写真を外側に貼っておくとよいでしょう。これがないといちいち中の作品を取り出すこととなり、額や作品を破損する原因になります。これは掛け軸でも陶磁器でも同じことです。更には収納箱の仕舞う方向は一定にすることです。向きが違うと掛け紐の部分が痛みますよ。
解っていても、時間がない、手間がかかるという口実でしない人が多いのですが、これは作品保存には大切なことです。これもこだわり・・、そもそも男の趣味はこだわりの世界です。
新青森からは在来線で南下。のどかな田園風景を満喫できます。
帰郷時は津軽富士は雲がかかって見えませんでしたが、帰京時にはみることができました。
郷里での法事はいい天気でしたが、北国も年々暑くなってきました。
帰りは東京駅近くでお茶、丸善の4階です。
鉄道ファンにはもってこいの場所。家内は本に夢中ですが、「連結!」と息子は窓辺で大はしゃぎです。
本日は額装された作品。額装の日本画を何点か「男の隠れ家」から持ち込んで資料を整理しています。本日紹介する作品は本ブログで詳細はすでに投稿されていますのでご了解ください。
武者絵 浮田一恵筆
紙本着色額装
画サイズ:横312*縦797
この作品はまだ蒐集を始めて間もない頃に購入した作品です。本ブログにてすでに紹介されている作品ですので、詳細についてはそちらを参考にして下さい。
表具がかなり痛んでいたので額装に改装した作品だと思います。
出来が良いので今一度、展示室で飾ってみたくなって持ち込みました。
真贋は断定できませんが、当方では浮田一恵の貴重な作品と判断しています。
同じくまだ盛岡に赴任していた頃に購入した作品です。
平維茂戸隠山鬼女退治之画 月岡芳年作
版画額装710*238
月岡芳年の浮世絵版画代表作シリーズの一作品です。
状態のよい作品ですが、何点かまとめて売られていたのですが、資金の都合で一作品だけの購入しかできませんでした。当時で12万円でしたが、今では今少し値上がりしているかもしれませんね。
こちらの作品も本ブログで投稿されています。
オリジナルの版画ですが、浮世絵版画はたとえ照明でも長く展示しておくのは禁物ですので、少しの間だけ愉しみたいと思います。
このシリーズ版画をすべて一揃えにするのは現在ではいくら資金があっても至難の業です。
いいですね、この時代の版画は・・・。
こちらは舘岡栗山の力作。
これらは資料の整理が終わったら、郷里に持ち帰ります。額は掛け軸と違って収納するのにスペースを大きくとりますから・・・。
ついでに最近購入して、後日ブログに紹介予定の作品も展示しました。詳細は後日・・。
骨董蒐集で大切なことは作品を愉しむこと。入手したら徹底的に調べること、購入したら仕舞いっぱなしでは骨董蒐集として失格です。そして長らく鑑賞して気に入らなかったら処分すること、気に入ったらときおり鑑賞すること。調べたり、手入れする時も鼻歌がでるくらい愉しくやるのが長続きの秘訣のようです。
時として入手したら「それっきりの蒐集家」に出会いますが、仕舞いっぱなしでや乱雑に廊下や棚の外に溢れているかのように作品を置いておくのは骨董蒐集とし失格です。収納するところや作品に似合った展示スペースを作るようにしなくはいけません。スペースが少なかったら、厳選して作品数を絞ることです。
現在は郷土出身の画家を中心に現在展示室スペースに飾って愉しんでいます。これは小生にとって「連結!」
福田豊四郎の「田園交響楽」という作品、小生のお気に入りの作品のひとつです。
郷里の蛙のなく声が聞こえてきそうです。
多くが赴任先や郷土の骨董店から入手しましたが、最近郷土の骨董店から入手した蓑虫山人の鯉を描いた作品(ブログにて紹介済)がありましたが、購入時の額装が貧相でした。とはいえそれほど高い値段で購入した作品でもなく、そもそも改装するほどの値打ちのある作品ではないのでマットと抑え縁を交換して高級感を出す算段をしました。
こういうのも蒐集家のこだわりなのでしょうね。なんども改装などを経験しいないと軸装や額装、収納箱などの手法は解らないものです。
えいやと改装するのは簡単ですが、費用とリスクがつきまといます。
ところで額装の作品は基本的に黄袋に入れて、タトウに入れて保存しておくものです。額のまま裸で保存しおくのは厳禁です。ます収納箱がないと額そのものが痛みます。黄袋があるとタトウからの取り出しやすさがかくだんに違います。
なおタトウには中の作品を取り出くてもどのような作品が解るように作品名や写真を外側に貼っておくとよいでしょう。これがないといちいち中の作品を取り出すこととなり、額や作品を破損する原因になります。これは掛け軸でも陶磁器でも同じことです。更には収納箱の仕舞う方向は一定にすることです。向きが違うと掛け紐の部分が痛みますよ。
解っていても、時間がない、手間がかかるという口実でしない人が多いのですが、これは作品保存には大切なことです。これもこだわり・・、そもそも男の趣味はこだわりの世界です。