
「こあら」さんから借りた「写楽殺人事件 高橋克彦著」を久しぶりに読み返す・・というより完全に忘れている??
面白いです。郷里の秋田県というより自宅の周りが出ていますし、平賀源内あり、秋田蘭画あり、浮世絵は無論・・私に知識が及ぶところばかりで面白いです。昔、秋田の骨董の参考書として扱った「秋田書画人伝」なども乗っています。盆休み読書の時間のある方は「澪つくしシリーズ(高田 郁著)」(女性に人気があるようです・・泣けるしロマンがあるし、元気がでる小説です)とともにお勧めです。
さて鯉の絵は吉兆の図柄とされ、多くの画家が描いています。
本ブログでも何点か投稿しています。
福田豊四郎 「鯉」
鯉 伝徳岡神泉筆
鯉之瀧登 高橋廣湖筆
鯉遊之図 菊池容齋筆
変わった作品では下記があります。
琴高仙人図 唐絵
鯉 川合玉堂筆
紙本水墨淡彩軸装 軸先象牙 共箱
全体サイズ:縦1802*横603 画サイズ:縦390*横458
購入時には表具は上表具とは言い難いので、これは贋作と決め打ちしましたが、どうも様子がおかしいのです。入手先の説明では出品前に改装したとのこと・・。
絵のでき、落款は良と判断でき、「随軒」の白法印の印章は微妙ですが一致しないとは言い難いのです。全体から判出して勉強のためと購入した作品です。

本作品の落款と印章です

箱は共箱です。


鯉の図柄を川合玉堂はよく描かいており、昭和24年76歳の作品が玉堂美術館の所蔵されています。

本作品は落款と印章から資料と見比べると昭和29年頃から晩年にかけての作品と思われます。ここまで真似られるか・・。


鯉のユーモラスさと軽快なタッチがよい。滝の流れの表現もまたよいです。川合玉堂の絵は少し離れて観るのがいいです。
描かれたのは戦後・・、復興に向けて皆必死だった時代、それでもどこかユーモアを忘れていない。
鯉の滝登りは縁起がいいのです。
さてじっくりご覧いただきたい。真贋はいかに
面白いです。郷里の秋田県というより自宅の周りが出ていますし、平賀源内あり、秋田蘭画あり、浮世絵は無論・・私に知識が及ぶところばかりで面白いです。昔、秋田の骨董の参考書として扱った「秋田書画人伝」なども乗っています。盆休み読書の時間のある方は「澪つくしシリーズ(高田 郁著)」(女性に人気があるようです・・泣けるしロマンがあるし、元気がでる小説です)とともにお勧めです。
さて鯉の絵は吉兆の図柄とされ、多くの画家が描いています。
本ブログでも何点か投稿しています。
福田豊四郎 「鯉」
鯉 伝徳岡神泉筆
鯉之瀧登 高橋廣湖筆
鯉遊之図 菊池容齋筆
変わった作品では下記があります。
琴高仙人図 唐絵
鯉 川合玉堂筆
紙本水墨淡彩軸装 軸先象牙 共箱
全体サイズ:縦1802*横603 画サイズ:縦390*横458
購入時には表具は上表具とは言い難いので、これは贋作と決め打ちしましたが、どうも様子がおかしいのです。入手先の説明では出品前に改装したとのこと・・。
絵のでき、落款は良と判断でき、「随軒」の白法印の印章は微妙ですが一致しないとは言い難いのです。全体から判出して勉強のためと購入した作品です。

本作品の落款と印章です

箱は共箱です。


鯉の図柄を川合玉堂はよく描かいており、昭和24年76歳の作品が玉堂美術館の所蔵されています。

本作品は落款と印章から資料と見比べると昭和29年頃から晩年にかけての作品と思われます。ここまで真似られるか・・。


鯉のユーモラスさと軽快なタッチがよい。滝の流れの表現もまたよいです。川合玉堂の絵は少し離れて観るのがいいです。
描かれたのは戦後・・、復興に向けて皆必死だった時代、それでもどこかユーモアを忘れていない。
鯉の滝登りは縁起がいいのです。
さてじっくりご覧いただきたい。真贋はいかに
