夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

唐子印籠箱・印籠掛

2016-07-21 00:01:00 | その他
本日の諭告からはグループ会社の集まりでした。幹事で開会挨拶をさせていただきましたが、6社もが社長交代・・、時の流れは恐ろしく早い。

会社というものはその会社から離れて、少し時間が経って外から見れるようになると意外に内部にいると見えないことがろいろと見えてくるものです。数々是正すべき点があると思われるのですが、元の会社では如何せんやり残したことになってしまいました。

本日は畑で採れたトマト。会社でおすそ分け・・・。



昨日で2回目。、ちろん無農薬です。



さて、日本の伝統工芸にはいろんなものがありますが、海外から高く評価を受けているのが、「JAPAN」と海外で呼称されいる漆工芸です。器以外に印籠や刀剣にも用いられています。先日紹介した刀剣の拵えなどはその代表的なものです。螺鈿や高蒔絵など本ブログでもいくつか紹介してきました。そこには日本画の修行が欠かせず、図案には明らかに絵の修行がみられます。刀剣の鍔もその一例でしょう。

さてその流れから本日は印籠に絡む工芸品の紹介です。男の粋な小道具に印籠がありますが、その印籠の保存もまた「洒落」があります。

作品の紹介については本日は一切の説明は抜きにしましょう。

唐子印籠箱・印籠掛
箱入
全体サイズ:幅388*奥行き195*高さ278



























印籠の保存箱と印籠掛はつきものです。





 

刀剣に印籠類など昔の男性は粋な遊び方をしたようですが、現代では興味に無い方はこられをガラクタと称するようです。ま~、所詮は男の遊びですから・・。

これらのガラクタを貴重?だからといって、骨董品などを金庫に収納するなどは下卑た行為で、作品が痛みますのでこれはやめたほうがいいと思います。盗難に対する安全性を第一に考えてのこどでしょうが、個々の痛みを考慮して日々のメンテナンスが必要な品々ですので・・。

本作品もそうですが、代々伝わってきた作品は大切にしなくてはいけません。後世に伝えるべく不断の努力が必要です。その時々にできることでいいのですから・・。

今回の印籠の収納箱も実は唐子の細工が壊れていました。外箱は痛まないように桟が付いているのですが、仕舞う際にぶつけたようです。小生が補修していますが、見た目には解らないようにしてあります。

あまり熱中せず、何度かは離れてみて第三者的な見地からも・・、仕事も趣味も同じこと。このような趣味と仕事を持てたことに感謝です。

注釈:印籠はこのような引き出し式の保存箱では傷が付きやすいのでちょっと考えもので、実際は印籠はこの保存箱には保管されていません。


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