
59歳の誕生日を前に二人の母の入院など良くないことが続いたので、前からやろうと思っていました厄払いをすることを急遽することしました。
電車、バスと乗り継いで西新井薬師まで・・真言宗、弘法大師のお寺さんです。

受付をすまして、少し時間があってのでお寺の周囲を散策しました。

池があり、しばし鯉と戯れてきました。子供の頃、本家の池で鯉を釣って、大目玉を食らったことがあります
どうも子供の頃から川で魚採りをしていたせいか、鯉には強い憧れがあります。鯉にちなんだ作品はわりと即決で購入してしまうようです。
下の写真もそのような作品です。

餌をやっていけませんが、人が近くにくると寄ってきます。昔はこのような習性は無かったと思いますが・・。

小さな滝まである池です。わりと時間が潰せます。

境内の中には塩観音なるものがあって、イボなどを治す観音様のようです。治ったらお礼に塩を捧げる?とか・・。

異様のようですが、なんとなく御利益がありそうです。
さて本堂に入ってお払いです。42歳の厄年は神社でしたが、今回は仏式です。仏式もいいものです。なくなった家内との結婚式も仏式でした。

さて、終わったのが15時半・・、出光美術館の「悠久の美」の展覧会の最終日・・、私は悠久ではなく有給休暇・・オヤジ駄洒落ではなく時間がない
タクシーを拾ってぶっ飛ばし・・16時半のぎりぎりに滑り込みセーフ
17時までの展覧ですので、走るように観て廻りました。青銅器が根津美術館に劣らずいいものがありました。

ふくろうらしい。とてもかわいららしくていい作品です。中国の殷時代のものです。いつかは欲しい・・かなり高いららしい
青銅器は家内に任せておいて・・私は陶磁器をじっくり・・。この青磁の花入れ・・どこかで観たことがある。

前に投稿した観た青磁・・、おっと駄洒落でなく三田青磁。

展覧会の作品は一回り大きく高さが458MM、製作時代は元時代、龍泉窯。龍泉窯特有のタップリと上釉薬が掛かった青色です。名称は「青磁浮牡丹瓶」だそうです。
本来、三田青磁は明時代のものを模倣したものが多いのですが、元時代を模倣していても不思議ではありません。釉薬には明らかな違いがあります。彫などの陽刻にも丁寧さに差があります。
出光美術館の元時代の名品には見劣りしますが、それでも三田青磁にも贔屓目ではなく、品格は劣らずに高いものがあります。
名を参考にすると三田青磁のほうは「青磁浮蘭瓶」かな・・・、蘭というのが日本らしいですね。中国の作品にはないように思います。
そのほかに天目茶碗もありましたが、そちらは後日とします。
ゆっくりと少しずつ陶磁器の歴史が自分の中で組み立てられていくのが実感できました。
高かったタクシー代金と相殺するいいもを観たという感想を持ちながら、雨の中を母の見舞いに・・、午後から慌しかった日曜日でした。
電車、バスと乗り継いで西新井薬師まで・・真言宗、弘法大師のお寺さんです。

受付をすまして、少し時間があってのでお寺の周囲を散策しました。

池があり、しばし鯉と戯れてきました。子供の頃、本家の池で鯉を釣って、大目玉を食らったことがあります

どうも子供の頃から川で魚採りをしていたせいか、鯉には強い憧れがあります。鯉にちなんだ作品はわりと即決で購入してしまうようです。
下の写真もそのような作品です。

餌をやっていけませんが、人が近くにくると寄ってきます。昔はこのような習性は無かったと思いますが・・。

小さな滝まである池です。わりと時間が潰せます。

境内の中には塩観音なるものがあって、イボなどを治す観音様のようです。治ったらお礼に塩を捧げる?とか・・。

異様のようですが、なんとなく御利益がありそうです。
さて本堂に入ってお払いです。42歳の厄年は神社でしたが、今回は仏式です。仏式もいいものです。なくなった家内との結婚式も仏式でした。

さて、終わったのが15時半・・、出光美術館の「悠久の美」の展覧会の最終日・・、私は悠久ではなく有給休暇・・オヤジ駄洒落ではなく時間がない

タクシーを拾ってぶっ飛ばし・・16時半のぎりぎりに滑り込みセーフ

17時までの展覧ですので、走るように観て廻りました。青銅器が根津美術館に劣らずいいものがありました。

ふくろうらしい。とてもかわいららしくていい作品です。中国の殷時代のものです。いつかは欲しい・・かなり高いららしい

青銅器は家内に任せておいて・・私は陶磁器をじっくり・・。この青磁の花入れ・・どこかで観たことがある。

前に投稿した観た青磁・・、おっと駄洒落でなく三田青磁。

展覧会の作品は一回り大きく高さが458MM、製作時代は元時代、龍泉窯。龍泉窯特有のタップリと上釉薬が掛かった青色です。名称は「青磁浮牡丹瓶」だそうです。
本来、三田青磁は明時代のものを模倣したものが多いのですが、元時代を模倣していても不思議ではありません。釉薬には明らかな違いがあります。彫などの陽刻にも丁寧さに差があります。
出光美術館の元時代の名品には見劣りしますが、それでも三田青磁にも贔屓目ではなく、品格は劣らずに高いものがあります。
名を参考にすると三田青磁のほうは「青磁浮蘭瓶」かな・・・、蘭というのが日本らしいですね。中国の作品にはないように思います。
そのほかに天目茶碗もありましたが、そちらは後日とします。
ゆっくりと少しずつ陶磁器の歴史が自分の中で組み立てられていくのが実感できました。
高かったタクシー代金と相殺するいいもを観たという感想を持ちながら、雨の中を母の見舞いに・・、午後から慌しかった日曜日でした。
PS
奥様が栄養バランスを考えた料理を提供されているのでその点は万全ですね。
健康には互いに留意して、親にも気を配りながら、楽しくがんばりましょう。