夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

和歌 冷泉為則

2014-04-20 03:49:58 | 掛け軸
昨日の土曜日は長男と一緒に爆睡・・・。

家内が茶道を習っているのですが、小生はいたって不調法であり、とくだん茶道のために骨董収集している訳でもないので、作品に茶道で使用するお道具の中で、当方の所蔵が一個もないものがあります。たとえば茶杓、茶掛けの類です。

和歌 冷泉為則
紙本水墨軸装 軸先塗 太巻合箱
全体サイズ:縦1412*横360 本紙サイズ:縦200*横176




そこで思い切って茶掛けになりそうなものと思い、本作品を購入したのですが、なにを書いてあるのやら???


歌 歌は「手枕の 閨のあられは □のみち たたしめ□も くだけてぞちる」? 詳細は不明・・

さらにお冷泉為則の歌でどなたが書いたのかな? 本人??

表具、太巻、箱も立派・・。

はてさてこれだけはさっぱり和歌りません、もとい解りません。やっぱり門外漢・・・


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冷泉為則 (れいぜい-ためのり) :1777-1848 江戸時代後期の公卿(くぎょう),歌人。

安永6年10月27日生まれ。冷泉為章(ためふみ)の子。上冷泉家第18代。寛政10年従三位。のち正二位,権(ごんの)大納言兼民部卿。嘉永(かえい)元年7月23日死去。72歳。家集に「冷泉為則詠」など。

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2 コメント

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Unknown (minchou)
2014-04-21 19:03:47
「手枕の閨のあられは音のみぞ たたしめ夢もくだけてぞちる」ですか。
自詠、自筆と思いますが、なかなかいい歌でたぶん自信作でしょう。
でも「爆睡中」ではきっとこんな優雅な目覚めは無かったとか(笑)。

古くは短冊というものが出来て以来、短冊には自詠歌を書き、美しい色紙には古歌をというのが大体の決まりだったようですが、
短冊の場合は古歌もよく書かれた一方、色紙に自詠というのは、あまり見たことがありません。
おそらく不遜で遠慮されることだったからでしょうが、
それでもアーチスト・小堀遠州などには比較的多くあって、江戸期もこの為則の頃になると普通に行われるようになっていたのでしょうね。

ちなみに色紙に自詠ということで私が知っている一番古いものは、
私が所持する足利義政のものですが、
美意識の強かった権力者の姿が彷彿とする大変興味深いものです。 ではまた。
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さすが (夜噺骨董談義)
2014-04-22 07:07:25
お~、読める方には読めるものですね~。

爆睡中は長男が泣いても起きない・・。

足利義政の色紙ですか? すごいですね。

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