夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

源内焼 その37 三彩観音菩薩陶板

2013-10-21 04:00:50 | 掛け軸
源内焼にこのような作品が存在するかどうかは議論の余地があろうかと思います。

釉薬などその型の精度から、本作品は江戸期の源内焼と思われますが・・。

そのような議論さえなおざりにしたいくらい、出来のよい作品です。


源内焼 その37 三彩観音菩薩陶板
合箱
巾182*奥行215*高さ40



当方の今までの源内焼の収集は本作品を入手するためであったのではないかさえ思えるほど気に入っています。



裏側は型の跡がそのままという状態です。



保存状態は非常に良く、入手時の汚れは完全に落ちました。御仏の顔が素晴らしいです。



釉薬の溜りがまたいい・・。源内焼ならではの釉薬でしょう。

 

目元にある透明釉もいいですね。



非常にいい作品と思います。



さて、どのような飾るかですね。



陶板状態にはなっていますが、立てて飾るには無理があるようです。



思わず祈りを捧げずにはいられない御仏のお顔です。預かった者としてどう扱うか・・。


  



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