本日は展示している種々雑多な作品・・・??
仏像などの木彫作品を飾るには劣化対策としてガラスケースやら厨子が必要ですね。
木彫の作品は漆器の管理が必要ですし、極彩色の作品は埃や光線を嫌いますから・・。といって並の厨子やガラスケースではつまらないので、ケースとして良さそうなものをみつけるとがついつい購入してしまいます。今回は大きめの厨子の作品を入手しました。
四角厨子
木製
全体サイズ:幅325*奥行327*高さ520 扉:高さ230*横210*高さ320
厨子やガラスケースは意外にも作品と大きさが合わないことが多い。大は小を兼ねるという格言のように、小さいより大きい方がいいようです。収納場所には困ることがありますので、常時飾っておくことの念頭に数は多くはほうがいいでしょう。
作りはシンプルで面白いほうがいいですね。この作品は無垢の木材で出来た立派な作りで見栄映えがよく、気に入っています。
シンプルのほうが作品が映えるからいいですね。
とはいえある程度作りは手の込んだ方がいいようです。
塗より木材の材質そのままがいい・・。
さてこのよう厨子は神様でも、仏様でも良さそうですね。
作りが簡単で、素地のままは痛んでも修理が簡単です。
以外にこのような厨子やケースは少なく、入手が難しいようです。しかも以外に人気があり、お値段もそれなりにいいお値段となります。
ただし今回のこの厨子は扉が狭い 入る作品が限られてしまったのが失敗です。せめて上部が取り外しできたらよかった・・・。
予定していた作品が入らずに、作品を入れ替えしました。他の作品らもともども厨子の引っ越し・・。
本当に作品とのサイズの相性は難しい。
平櫛田中の作品の大黒様は下記のようにして飾っています。
次はおそらく色絵(五彩手)古九谷をイメージした「倣古九谷五彩手」の作品でしょう。この手の作品は青手古九谷と同じく明治以降の多くの模倣作品や中国からの贋作が横行している作品群ですので要注意な作品かもしれません。よって「倣」としています。あらためて紹介するまでもないのでついでのような紹介ですね。
敷いている敷布は義母が要らなくなった着物の帯で作ってくれたものです。
倣古九谷五彩手 山水人物文八寸皿対
合箱
口径241~243*高台径153*高さ21~23
それでも食指が動くのは古九谷のそのもの魅力があるからでしょう。当方では雰囲気が良く出ているし、なんといっても対で使えるのがいいと思い入手しました。
高台脇の輪線が高台に近いものは模倣作品に多い・・?? 写真ではそのように見えましたが、洗ってみると意外にきちんとしていて、艶や傷は古いもののようです。
このような作品には作為的に古色を付けた作品が多いので洗ってみましたが、作為的なものではなく黄ばみはきれいに落ちました。
再興九谷・・??? 高台の外側より内側が若干削りが深いのが気になる・・??? ただし色絵古九谷の初期の高台は高台が周囲より引っ込んでいるようです。これは東京美術倶楽部の特別展で確認してきましたが・・。
その他は絵の出来以外は違和感はありません。
詳しくは知りませんが、前述のように珍しくペアなのでついつい入手してみた作品です。高台内にはどうも「福」の銘のようです。
なかなか雰囲気は出ていますが、やはり絵に品格がない・・・??? 洒脱と言えば洒脱・・、小生もひっかるものがあり、この違いは感性によるもので気に入る御仁もいるかもしれません。
ただ少なくても大枚をはたいて購入した作品でもなく、もしかしたら明治期以降の色絵古九谷に倣った作品であろうと思っています。
さ~気軽に使いましょう。ところでいくら色絵古九谷では絵がうまくなくてはいけませんね。
これは再興九谷でも同様で、後世の作品は絵が下手な作品が多いようです。いくら再興九谷でも絵がうまくないと作品は駄作となります。吉田屋ですら絵の出来はいまいちの作品が多く、松山窯などは絵の出来が良いのはほんのひと握りの作品でしかないようです。
ともかく倣う色絵(五彩手)古九谷としておきましょう。
はてさて下手物?なら収納するより使え!・・・・ですね。
仏像などの木彫作品を飾るには劣化対策としてガラスケースやら厨子が必要ですね。
木彫の作品は漆器の管理が必要ですし、極彩色の作品は埃や光線を嫌いますから・・。といって並の厨子やガラスケースではつまらないので、ケースとして良さそうなものをみつけるとがついつい購入してしまいます。今回は大きめの厨子の作品を入手しました。
四角厨子
木製
全体サイズ:幅325*奥行327*高さ520 扉:高さ230*横210*高さ320
厨子やガラスケースは意外にも作品と大きさが合わないことが多い。大は小を兼ねるという格言のように、小さいより大きい方がいいようです。収納場所には困ることがありますので、常時飾っておくことの念頭に数は多くはほうがいいでしょう。
作りはシンプルで面白いほうがいいですね。この作品は無垢の木材で出来た立派な作りで見栄映えがよく、気に入っています。
シンプルのほうが作品が映えるからいいですね。
とはいえある程度作りは手の込んだ方がいいようです。
塗より木材の材質そのままがいい・・。
さてこのよう厨子は神様でも、仏様でも良さそうですね。
作りが簡単で、素地のままは痛んでも修理が簡単です。
以外にこのような厨子やケースは少なく、入手が難しいようです。しかも以外に人気があり、お値段もそれなりにいいお値段となります。
ただし今回のこの厨子は扉が狭い 入る作品が限られてしまったのが失敗です。せめて上部が取り外しできたらよかった・・・。
予定していた作品が入らずに、作品を入れ替えしました。他の作品らもともども厨子の引っ越し・・。
本当に作品とのサイズの相性は難しい。
平櫛田中の作品の大黒様は下記のようにして飾っています。
次はおそらく色絵(五彩手)古九谷をイメージした「倣古九谷五彩手」の作品でしょう。この手の作品は青手古九谷と同じく明治以降の多くの模倣作品や中国からの贋作が横行している作品群ですので要注意な作品かもしれません。よって「倣」としています。あらためて紹介するまでもないのでついでのような紹介ですね。
敷いている敷布は義母が要らなくなった着物の帯で作ってくれたものです。
倣古九谷五彩手 山水人物文八寸皿対
合箱
口径241~243*高台径153*高さ21~23
それでも食指が動くのは古九谷のそのもの魅力があるからでしょう。当方では雰囲気が良く出ているし、なんといっても対で使えるのがいいと思い入手しました。
高台脇の輪線が高台に近いものは模倣作品に多い・・?? 写真ではそのように見えましたが、洗ってみると意外にきちんとしていて、艶や傷は古いもののようです。
このような作品には作為的に古色を付けた作品が多いので洗ってみましたが、作為的なものではなく黄ばみはきれいに落ちました。
再興九谷・・??? 高台の外側より内側が若干削りが深いのが気になる・・??? ただし色絵古九谷の初期の高台は高台が周囲より引っ込んでいるようです。これは東京美術倶楽部の特別展で確認してきましたが・・。
その他は絵の出来以外は違和感はありません。
詳しくは知りませんが、前述のように珍しくペアなのでついつい入手してみた作品です。高台内にはどうも「福」の銘のようです。
なかなか雰囲気は出ていますが、やはり絵に品格がない・・・??? 洒脱と言えば洒脱・・、小生もひっかるものがあり、この違いは感性によるもので気に入る御仁もいるかもしれません。
ただ少なくても大枚をはたいて購入した作品でもなく、もしかしたら明治期以降の色絵古九谷に倣った作品であろうと思っています。
さ~気軽に使いましょう。ところでいくら色絵古九谷では絵がうまくなくてはいけませんね。
これは再興九谷でも同様で、後世の作品は絵が下手な作品が多いようです。いくら再興九谷でも絵がうまくないと作品は駄作となります。吉田屋ですら絵の出来はいまいちの作品が多く、松山窯などは絵の出来が良いのはほんのひと握りの作品でしかないようです。
ともかく倣う色絵(五彩手)古九谷としておきましょう。
はてさて下手物?なら収納するより使え!・・・・ですね。