夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

臨時投稿 銀製蓮枝乗眼銀川翡翠置物 南鐐 大島如雲作 

2021-10-24 00:01:00 | その他
相続税対策で家内が売りに出している畑でとれている柿・・、今年で最後の収穫、ともかく日本の相続税は高い



さて我が町の鳥はカワセミ、すぐ近くの川でよく見かけます。よって本作品を入手・・・・。



銀製蓮枝乗眼銀川翡翠置物 南鐐 大島如雲作 
彫銘 誂箱
作品サイズ:高さ200*幅142*奥行138 重さ約889g



大島如雲という人の作品のようです。



大島如雲の作歴は下記のとおりです。

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大島如雲:1858~1940 安政5年2月12日生まれ、江戸出身。本名は勝次郎、別号に一乗軒。

明治から昭和時代前期の鋳金家。父大島高次郎に就て蝋型及鋳浚彫刻術を学び、精巧な蝋型鋳造を得意とした。

明治14年第2回内国勧業博覧会に「龍神」を出品するのをはじめ、爾後東京彫工会、日本美術協会、東京鋳金会等に出品し、又同33年巴里万国博覧会に出陳せる「稲穂群雀」に依り金賞牌を受けた。

これより先同23年東京美術学校に用ひられ、大正7年には同校教授に任じ昭和7年に至る迄後進の指導に当たった。また民間に在つては前記諸会の審査員或は委員として斯界に貢献する所大であつた。

昭和15年1月4日死去。享年83歳。代表作に「濡獅子図額」など。

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当方の今までの蒐集作品とはちょっと趣を異にする作品ですが、なかなか気に入っています。



家族もまた気に入ってくれたようです。



いろんな作品といろんな作り手を巡り会えるのも骨董の愉しみのひとつです。



掛け軸、額絵の日本画、油彩画、彫刻、陶磁器、漆器と出来得る限りのジャンルに挑戦するようにしています。



そのためには観る眼を養う勉強が必要のようですが・・・。



なかなか勉強が追い付かない・・・



銘は掻き銘となっています。鋳物の場合とは書体が違うようです。



鳥の部分だけ取り外し可能になっています。



鳥の脚の部分を挿して止めるようになっています。



なかなかよくできています。



現在は茶室の床に鎮座しています。



しばし保存箱ができるまでながらく飾って愉しむことにしています。



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