
本日の作品はおそらく摸写・・、贋作に分類されるかな?

棟方志功の作品は難しい・・・。印刷、後摺り、工藝作品などがほとんどと言っていいし、その見極めは素人には皆目見当がつかない。

構図や彫りがそれほど複雑ではないし、鑑定シールもたやすく模倣できそう・・。

摸写 僧房夢 伝棟方志功画
紙本彩色額装 誂布タトウ+黄袋
額サイズ:縦*横 作品サイズ:縦605*横500

原画は今東光著の「僧房夢」という本の表紙となっている版画のようです。「美術の贋作者として道楽の限りを尽くし情熱と哀しみを織り込んで描く」という作品?? まるで本作品を暗示しているような・・・・。

陶器の民芸作品を蒐集していたことからときおり食指をのばすもののいい思いをしたことがない。

戦前からっ戦後の版画は後摺りなどもあり、まったくもって素人には判別は無理ですね。

当方では版画類は基本的にほとんど蒐集対象としていませんが、例外は大日本魚類図集だけです。これはあまりにも高度ゆえ?後摺りを見たことがありません。

棟方志功のサインや印章はこれも判断が難しい・・・。

サインはいくつかに変化しているようですので、幾つも比較してみる必要がありそうです。

資料と印章を比較してみましたが、一致とはいかないようですね。


あちこちで棟方志功の作品を見かけますが、ほとんど真作をみたことはありません。版画は退色する危険性が高いので、むやみに飾っておけないという理由もあるようです。

裏からの彩色も簡単に模倣できますね。

版画類はそれなりの専門の方を通して入手するべきなのでしょう。当方のように資金が潤沢ではない者には無縁の世界・・・。

本作品はこれも教訓の作・・。ちょっと大きめでもあり、男の隠れ家の玄関などの不用心なところに無造作に飾っておきましょう。盗まれても陽に当たっても損失のない作品・・。