郵便物の中に李朝の陶磁器の案内のパンフレットがあり、李朝の粉引の徳利の写真がありました。
どこかで見たような徳利なので、屋根裏の長持ちに仕舞いこんだ徳利を思い出しました。
入手当時は小汚い徳利だったので、乱暴にも漂白剤で洗浄しています。中に入れていたのは醤油のような褐色系の液体だったかもしれません。
むろん漂白しすぎないように様子をみながらですが・・。
プンフレットの写真の作品と同じような大きさです。
本作品は本ブログで紹介していますが、花入れなどに使っているうちに景色も変わったようで、小汚いいやらしさが失せてきました。
このような景色の変化を愉しめるのも粉引の魅力でもあるようです。
さて本日は真贋の判定の難しさは随一の棟方志功の版画の作品ですが、当方では真贋が難しく棟方志功の作品には一切食指を動かしていません。ただ本日の作品は棟方志功にちなむ小さな作品でありますので紹介します。
乞使 棟方志功版画
紙本淡彩版画 額装
額サイズ:縦390*横300 作品サイズ:縦185*横135
本作品は、柳宗悦の指導により、棟方志功が初めて作成した版画集「棟方志功版画集」の第一柵です。作られたのは昭和22年、第二次世界大戦の最中、棟方志功が富山県に疎開していた時に作成されたており、工芸印刷ではなく手摺りの版画を一冊に集めた作品群です。
版画を縮小印刷したものではなく「原盤を半作に合わせて、再度手彫で刻られた版木」を使って「生漉紙に、木版用の墨、ばれんの手摺りで摺られた」版画です。
ただし棟方志功鑑定委員会は、たとえ真作であっても「為書入作品や手紙、包装紙下絵や看板などと同様に鑑賞を目的とした作品でない」作品に対して証明書は規定によって鑑定書を出していません。
本作品も綴じた作品群となっているために棟方志功鑑定委員会の鑑定書は出ませんが、棟方志功の限定製作の貴重な作品群であろうと思っています。
戦前か戦後に、郷里にも棟方志功が作品を売りにきたことがあったらしく、親戚の蔵に「二菩薩釈迦十大弟子」の全揃いがあったと聞いていますが、ずべて他人に差し上げてしまったとか・・・・
どこかで見たような徳利なので、屋根裏の長持ちに仕舞いこんだ徳利を思い出しました。
入手当時は小汚い徳利だったので、乱暴にも漂白剤で洗浄しています。中に入れていたのは醤油のような褐色系の液体だったかもしれません。
むろん漂白しすぎないように様子をみながらですが・・。
プンフレットの写真の作品と同じような大きさです。
本作品は本ブログで紹介していますが、花入れなどに使っているうちに景色も変わったようで、小汚いいやらしさが失せてきました。
このような景色の変化を愉しめるのも粉引の魅力でもあるようです。
さて本日は真贋の判定の難しさは随一の棟方志功の版画の作品ですが、当方では真贋が難しく棟方志功の作品には一切食指を動かしていません。ただ本日の作品は棟方志功にちなむ小さな作品でありますので紹介します。
乞使 棟方志功版画
紙本淡彩版画 額装
額サイズ:縦390*横300 作品サイズ:縦185*横135
本作品は、柳宗悦の指導により、棟方志功が初めて作成した版画集「棟方志功版画集」の第一柵です。作られたのは昭和22年、第二次世界大戦の最中、棟方志功が富山県に疎開していた時に作成されたており、工芸印刷ではなく手摺りの版画を一冊に集めた作品群です。
版画を縮小印刷したものではなく「原盤を半作に合わせて、再度手彫で刻られた版木」を使って「生漉紙に、木版用の墨、ばれんの手摺りで摺られた」版画です。
ただし棟方志功鑑定委員会は、たとえ真作であっても「為書入作品や手紙、包装紙下絵や看板などと同様に鑑賞を目的とした作品でない」作品に対して証明書は規定によって鑑定書を出していません。
本作品も綴じた作品群となっているために棟方志功鑑定委員会の鑑定書は出ませんが、棟方志功の限定製作の貴重な作品群であろうと思っています。
戦前か戦後に、郷里にも棟方志功が作品を売りにきたことがあったらしく、親戚の蔵に「二菩薩釈迦十大弟子」の全揃いがあったと聞いていますが、ずべて他人に差し上げてしまったとか・・・・