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福田豊四郎の十和田湖を描いた作品は当方でも数点所蔵していますが、本作品は休屋付近から眺望した十和田湖を描いた作品に相違ないと思います。
紅葉で観光真っ盛りの十和田湖ですが、一番十和田湖が美しいのはもしかしら冬かもしれません。
十和田湖 福田豊四郎筆 その65
絹本着色額装
全体サイズ:縦735*横660 画サイズ:縦525*横450(F10号)
額の裏には画廊のシールがあります。「南天子画廊:」という京橋にある画廊です。印章と落款から昭和30年頃以降の作と思われます。
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南天子画廊:1960年に青木一夫・治男兄弟が開業し、以来何度か引越をしましたが、一貫して中央区京橋の地で営業してきました。故青木一夫の岳父・西山保は古美術界の老舗“壷中居”の創設者の一人でしたが、「南天子」という画廊名はその西山保の俳号に拠るものです。南天には1.南の空 2.植物のナンテン 3.南天竺(南方インド)の略、などの意味があります。
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福田豊四郎、十和田湖、「南天子画廊」の関連を調べてみました。
1959年(昭和34年):夏、十和田湖から新潟、佐渡へ旅行
1960年(昭和35年):6月南天子画廊主催にて初の個展 このときについ最近ブログに投稿している「対岸の村」を出展。
1961年(昭和36年):6月南天子画廊主催にて個展
8月十和田湖旅行
1962年(昭和37年):6月南天子画廊主催にて個展
本作品は晩秋の十和田湖? 1962年頃の作?
この俯瞰は秋田県側からのルートにある休屋付近からの眺望ではないかと推察されます。
十和田湖を描いた福田豊四郎の作品は思ったよりは少ないかもしれません。ただ、福田豊四郎の地元の小坂から近く、その風景には望郷を誘うものがあります。
同時期に描かれたと思われる作品が幾つか当方で所蔵しています。
湖上の岬 福田豊四郎筆 その49
紙本水墨軸装 軸先象牙 共箱入
全体サイズ:横*縦 画サイズ:横*縦 12号(未計測)
同じような所を描いていますが、この休屋方面は福田豊四郎の生まれ育った小坂からのルートです。
十和田湖早春 福田豊四郎筆
紙本水墨淡彩絹装軸 箱書箱入 550*415
一人の画家を調べていくといろんなことが解ってきます。
福田豊四郎の十和田湖を描いた作品は当方でも数点所蔵していますが、本作品は休屋付近から眺望した十和田湖を描いた作品に相違ないと思います。
紅葉で観光真っ盛りの十和田湖ですが、一番十和田湖が美しいのはもしかしら冬かもしれません。
十和田湖 福田豊四郎筆 その65
絹本着色額装
全体サイズ:縦735*横660 画サイズ:縦525*横450(F10号)
額の裏には画廊のシールがあります。「南天子画廊:」という京橋にある画廊です。印章と落款から昭和30年頃以降の作と思われます。
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南天子画廊:1960年に青木一夫・治男兄弟が開業し、以来何度か引越をしましたが、一貫して中央区京橋の地で営業してきました。故青木一夫の岳父・西山保は古美術界の老舗“壷中居”の創設者の一人でしたが、「南天子」という画廊名はその西山保の俳号に拠るものです。南天には1.南の空 2.植物のナンテン 3.南天竺(南方インド)の略、などの意味があります。
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福田豊四郎、十和田湖、「南天子画廊」の関連を調べてみました。
1959年(昭和34年):夏、十和田湖から新潟、佐渡へ旅行
1960年(昭和35年):6月南天子画廊主催にて初の個展 このときについ最近ブログに投稿している「対岸の村」を出展。
1961年(昭和36年):6月南天子画廊主催にて個展
8月十和田湖旅行
1962年(昭和37年):6月南天子画廊主催にて個展
本作品は晩秋の十和田湖? 1962年頃の作?
この俯瞰は秋田県側からのルートにある休屋付近からの眺望ではないかと推察されます。
十和田湖を描いた福田豊四郎の作品は思ったよりは少ないかもしれません。ただ、福田豊四郎の地元の小坂から近く、その風景には望郷を誘うものがあります。
同時期に描かれたと思われる作品が幾つか当方で所蔵しています。
湖上の岬 福田豊四郎筆 その49
紙本水墨軸装 軸先象牙 共箱入
全体サイズ:横*縦 画サイズ:横*縦 12号(未計測)
同じような所を描いていますが、この休屋方面は福田豊四郎の生まれ育った小坂からのルートです。
十和田湖早春 福田豊四郎筆
紙本水墨淡彩絹装軸 箱書箱入 550*415
一人の画家を調べていくといろんなことが解ってきます。