夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

絵の保存

2012-12-27 05:28:16 | 日本画
昨日は同僚達と忘年・・、帰りの電車もそういう人が多いように感じました。いよいよ師走も再盛況?

本ブログも12月29日から1月3日までは帰郷のためお休みです。皆様良いお年をお迎え下さい。

さて年末となり、ほうっておいた作品を連休中に整理しました。

前回紹介した大津絵、どうも水車の解体した木材に描いた作品のようですが、額に入れて保存することとしました。



何かの挿絵のようであった福田豊四郎氏の作品は額装にしました。



額の裏にはきちんと作者名を記入しておきます。



印章のみで落款のない作品ですから、また作者不明の状態にならないようにするためです。



同じく鮎の作品もまた額装にしました。



額装にする欠点は余白をとれないことにあります。かなりに大きさの額になってしまうためです。時には大きな額にすることもありますが・・。




スケッチなどは替えのマットを用意して額はひとつで愉しむことがあります。



これらの作品は奥村厚一のスケッチ3枚です。



画家のスケッチにめぐり合うことは多く、未装になっている作品は結構あります。




これらの作品はトイレなどの小スペースに季節によって替えると愉しめます。  





このように絵の保存をすることも所蔵者の大きな役割にひとつですが、悪趣味な額装や表具や保存方法の間違いは愚の骨頂になりますので要注意です。

紙のお店に行くと「いい和紙はないか」とか、紐のお店に行くと「なにか変った紐はないか」とか、趣味はさらに趣味の分野を広げます。趣味を持つことはいろいろな分野に視野を広げることになると思います。


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