粗末な痛んだ額に収まっていた絵を購入・・。ときおり、資金がないときや、気に入った作品がない骨董市などで山のように積んであるガラクタを漁ったり、ネットオークションでも値段の入らない痛んだ作品を購入することがあります。商売人ですから掘り出し物などそんなにはありませんが、それなりのものがあり、購入することがります。
男には少なからずこだわりの「もの」というものが存在するようです。人によってはIT機器であったり、車であったり、ゴルフ道具であったり、本であったり・・。ともかくそのショップの近くになると寄りたくなるようですし、ウンチクを語らせるとかなりマニアックです。趣味というとものになっている人とまだそこまではいかない人と様々ですが・・・。
私は骨董以外はそのようなものはありませんが、しいてこだわるなら靴とか鞄、コートです。靴はもう30年以上履いているもののあれば、少なくても10年は履いているものは複数あります。手入れや補修を繰り返し、そのことが好きだというほうが適しているかと思います。
高級品やメーカーなどは一切こだわらず、手入れができて長持ちし、履きやすい使いやすいものをメインとします。先日も祖父の代からのコートを有楽町の専門店までボタン周りの補修で出かけてきました。修理するところを見つけておくと便利です。身の回り品も骨董品になってきています。
同じことがどうも骨董品にもいえるようです。骨董品が先か、日常品が先かは記憶をたどってみても定かではありません。男には磨くなど手入れをしたり、整理をしたりするものが必要なようです。
さて、骨董品なども手入れをする必要のある最たる分野です。割れたり、ヒビの入った陶磁器、シミだらけや破れた掛け軸、日本画など・・。そのような傷物を好んで購入するのはそれを甦らせるのが楽しいという側面もあります。
割れた陶磁器、染み抜きが必要な掛け軸、本日投稿の作品のように痛んだ額に入った作品やそのまま巻かれたままの状態の作品などは、購入費用にそれなりに修理する費用を差し引いて考えないといけません。かえって状態のよいものを購入する以上の費用がかさむ場合があります。経験を積むとなんとか安く上げようといろいろ考えて工夫したり、補修してくれるお店の人と知り合いとなり安く補修してくれるようになります。
割れた陶磁器は自分で金繕いします。保存する箱は安く製作してくれるところが必要です。掛け軸もまた専門に安く修理してくれる腕のいい職人を知っていなくてはなりません。額装には額、マット、見切り縁などを自分で選ぶ必要があるので、通える額縁屋さんが近所に必要です。大宮にある額縁屋さんはあまりよくありません。
本日は古く痛んだ額に入っていた作品を新装の額に改装したものです。岩田専太郎の作品は三作品目の投稿となります。
アイシャドウ 岩田専太郎筆
紙本着色額装
全体サイズ:縦319*横269 画サイズ:縦137*横120
購入時の額装に銀座の画廊らしきシールがあり、1973年とあることから岩田専太郎が亡くなる前年の購入であったものかと推察されます。
「アイシャドウ」は仮の題です。岩田専太郎独特のメーキャップが入った現代美人画です。この作品には本歌があるのでしょうか?
額はちょっと洒落たもの・・、あまり派手なのはよくありません。マットを淡いピンクを選び、絵の廻りの見切り縁は額縁とあわせてゴールドを選びます。箱は簡単なダンボールでも開けなくても解るようにしておきます。
これは面倒でもとても大切なことです。箱のままでは何が収納されているか解りません。いちいち箱を棚からおろしたり、開けたりしていると破損の原因のなります。タトウなどの専用の収納ボックスに入れる作品はもっとグレードの高い作品になります。
美人画だからこのように大切に保存するわけではありません。そのほかの例は後日また・・。
男には少なからずこだわりの「もの」というものが存在するようです。人によってはIT機器であったり、車であったり、ゴルフ道具であったり、本であったり・・。ともかくそのショップの近くになると寄りたくなるようですし、ウンチクを語らせるとかなりマニアックです。趣味というとものになっている人とまだそこまではいかない人と様々ですが・・・。
私は骨董以外はそのようなものはありませんが、しいてこだわるなら靴とか鞄、コートです。靴はもう30年以上履いているもののあれば、少なくても10年は履いているものは複数あります。手入れや補修を繰り返し、そのことが好きだというほうが適しているかと思います。
高級品やメーカーなどは一切こだわらず、手入れができて長持ちし、履きやすい使いやすいものをメインとします。先日も祖父の代からのコートを有楽町の専門店までボタン周りの補修で出かけてきました。修理するところを見つけておくと便利です。身の回り品も骨董品になってきています。
同じことがどうも骨董品にもいえるようです。骨董品が先か、日常品が先かは記憶をたどってみても定かではありません。男には磨くなど手入れをしたり、整理をしたりするものが必要なようです。
さて、骨董品なども手入れをする必要のある最たる分野です。割れたり、ヒビの入った陶磁器、シミだらけや破れた掛け軸、日本画など・・。そのような傷物を好んで購入するのはそれを甦らせるのが楽しいという側面もあります。
割れた陶磁器、染み抜きが必要な掛け軸、本日投稿の作品のように痛んだ額に入った作品やそのまま巻かれたままの状態の作品などは、購入費用にそれなりに修理する費用を差し引いて考えないといけません。かえって状態のよいものを購入する以上の費用がかさむ場合があります。経験を積むとなんとか安く上げようといろいろ考えて工夫したり、補修してくれるお店の人と知り合いとなり安く補修してくれるようになります。
割れた陶磁器は自分で金繕いします。保存する箱は安く製作してくれるところが必要です。掛け軸もまた専門に安く修理してくれる腕のいい職人を知っていなくてはなりません。額装には額、マット、見切り縁などを自分で選ぶ必要があるので、通える額縁屋さんが近所に必要です。大宮にある額縁屋さんはあまりよくありません。
本日は古く痛んだ額に入っていた作品を新装の額に改装したものです。岩田専太郎の作品は三作品目の投稿となります。
アイシャドウ 岩田専太郎筆
紙本着色額装
全体サイズ:縦319*横269 画サイズ:縦137*横120
購入時の額装に銀座の画廊らしきシールがあり、1973年とあることから岩田専太郎が亡くなる前年の購入であったものかと推察されます。
「アイシャドウ」は仮の題です。岩田専太郎独特のメーキャップが入った現代美人画です。この作品には本歌があるのでしょうか?
額はちょっと洒落たもの・・、あまり派手なのはよくありません。マットを淡いピンクを選び、絵の廻りの見切り縁は額縁とあわせてゴールドを選びます。箱は簡単なダンボールでも開けなくても解るようにしておきます。
これは面倒でもとても大切なことです。箱のままでは何が収納されているか解りません。いちいち箱を棚からおろしたり、開けたりしていると破損の原因のなります。タトウなどの専用の収納ボックスに入れる作品はもっとグレードの高い作品になります。
美人画だからこのように大切に保存するわけではありません。そのほかの例は後日また・・。