夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

壺屋焼 白化粧地呉須魚海老文大皿 金城次郎作

2018-02-10 00:01:00 | 陶磁器
金城次郎はガス窯では自分の焼物が作れないと、登り窯が焚ける場所を求めて読谷村に移住した。ガス窯による器面上の「つや」を気にしていたというが、要はガス窯で焼いた焼物の艶のある姿を嫌ったのである。真っ青に発色する酸化コバルト釉には黒釉を混ぜて抑えた色調にし、クリーム色の独特の白化粧土を好んで用いた。 . . . 本文を読む