「シエラレオネ共和国って知ってる?」
先日、図書館に用があって出かけた折の帰り際・・・
出入り口付近にあった1冊の本に目が止まり・・・イエイエ!その本の表紙の文字と写真の子と目が合ってしまったんです。
気がついたらその本を手に取り、引き返して「貸出カウンター」の前に立っていました。
そして、その本の書き出しが・・・「シエラレオネ共和国って知ってる?」
西アフリカの小さな国で、平均寿命は25~35歳と世界最短であり、乳児死亡率がダントツ世界一。
なんと!これは我々が悲惨な国と認識しているアフガニスタンより1.5倍の死亡率なんだとか・・・知りませんでした。
さぞかし、そこには悲惨な世界が描かれているんだろう・・・って思うでしょ?
でも、さにあらず。
確かに、今の私たちの生活からは想像も出来ないような現実がそこにはありますが・・・
この本は、著者である「山本敏晴」さんの・・・「国境なき医師団」として派遣されていた半年間の涙と笑いの奮闘記。
不謹慎ながらも、しょっぱなから笑ってしまいます♪
それは多分、著者の信念である・・・
「決して彼らの目は死んではいないし、哀れを誘うような様子などないし、誇りを持って生きている。
彼らはわれわれと対等の尊厳を持つ人間であり、すばらしい文化や歴史をその背後に抱えていることを忘れてはならない。」
というものによるのだと思います。
そして、日本に戻ってからこそが真の国際協力として・・・
普及活動や後継者育成などに奔走していらっしゃる山本さん。
目が合ってしまったことの意味を感じつつ、この本との出会いに心から感謝♪
よろしかったら、是非!皆さんもこの本を手にとってくださいな♪
そして、これまたとってもステキな山本さんのブログ→「コチラ」も・・・
是非!のぞいてみてください♪