ただただ胸が痛い・・・苦しい。
被災された方々、救援に奔走されている方々、きっと決死の覚悟で向かわれたであろう原発処理に携わっていらっしゃる自衛隊や消防庁の方々・・・
そして、きっと胸が切り裂かれるような思いで送り出したであろうそのご家族・・・
今現在の状況に思いをはせるだけでも辛いのに・・・
これからまだまだ続くであろう困難の大きさや長さを思うと、どうしようもない無力感と底なし沼のような悲しみにとらわれる。
祈ることぐらいしか出来ない私は、ただただ静かに静かに・・・
ちっちゃくちっちゃくなって日々を過ごす。
色々立てていた計画が軒並み中止や延期になった。
旅だったり、友人たちとのお食事会だったり。
勿論、移動手段の物理的問題もあるけれど、そんな気にはなれないし・・・
被災地ではみんなが大変な思いをしているのだから、私たちも自粛しようと・・・
それは当然のことであり、望ましい判断だと思っていた。
が・・・
昨日、ある生産者さんからこんな話を聞いた。
取引先のレストランたち(主に東京)が、100件以上のキャンセルにあい、野菜の取引までも次々とキャンセルされてしまったと・・・
つまり、みんなが自粛することで、震災の被害を受けなかったレストランや生産者さんまでもが別の形で被害を受けることになってしまったのだ。
普通に営むことが出来るはずのレストランやちゃんと生産出来ているお野菜たちまでもが・・・
数日前、ブログで・・・
平静さを保ちつつ、節電に心がけながら・・・いつものように生活をしたいと書いたけれど・・・
どこまでいつものような生活をすればいいのだろう?
一体、どうしたらいいのだろう?
悲しみの袋小路に入ってしまい、出口が見えないでいる。