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ゴミ収集ポリ袋を役所に取りに行く。無料であるが、この袋を使ってしか三種類に分別された紙類やビン類や不燃物などのゴミを出せない。指定されているので袋は好き勝手な量だけ購入して買い置きすることが出来ない。必要なときに取りに行かなければならない。一度にもらえるのは二ロールで、30袋ほどである。我が行政区がこのシステムを採用してから、十年程経過している。このシステムの大きなメリットは以下のようである。
• 一度に受け取る袋の数が限られているので、ゴミの量を自ずと節約する。
• 袋は同様にリサイクルされるので、全てがシステムとして循環している。
• 袋を購入することによるゴミの増加を防げる。ゴミのためのゴミの削減。
日刊新聞を定期購読して、さらにワイン等の瓶が多いのでそれだけで定期的に袋を取りに行かなければならないが、それでも二三ヶ月に一度ほどである。一般家庭のゴミ排出量はこの域を大きく超えない。万が一超えるとなると、それは業務上などの特別な場合が考えられる。事業主には別にゴミ処理費用が徴収される。他所の地域から来ている者が袋を欲しがって断られたり、また無料の袋を様々な用途に流用する例が増えたようで、先日初めて署名を取られた。こうして未だに運用面で改善され続けている。