久方ぶりに寝転んで雲を見る。特定の場所での特定の状況が浮かぶ、しかし特定の時ではない。
元来、想像力がないようで、あまり途方もない考えが浮かんだ覚えがない。その後も実際に雲の中を歩き彷徨う体験は数多く、それを上から見る体験にも欠けないので、以前の想像はそれ以上でも以下でもなかったのが知れる。
そのような人間が、SFとかファンタジーとか呼ばれる作りものを体験しても、どうも宜しくない。
様々な関心から、大分以前に丸善でわざわざ取り寄せたミヒャエル・エンデの出世作「モモ」を、意地悪いぐらい批判的に時間を掛けて読み始めた。直に残りの半分を読み終わるだろうが、VIDEOも更に観てから、その先入観を踏まえて感想を書いてみよう。
元来、想像力がないようで、あまり途方もない考えが浮かんだ覚えがない。その後も実際に雲の中を歩き彷徨う体験は数多く、それを上から見る体験にも欠けないので、以前の想像はそれ以上でも以下でもなかったのが知れる。
そのような人間が、SFとかファンタジーとか呼ばれる作りものを体験しても、どうも宜しくない。
様々な関心から、大分以前に丸善でわざわざ取り寄せたミヒャエル・エンデの出世作「モモ」を、意地悪いぐらい批判的に時間を掛けて読み始めた。直に残りの半分を読み終わるだろうが、VIDEOも更に観てから、その先入観を踏まえて感想を書いてみよう。