右肩が壊れた、左手首を壊した。洗濯機が壊れた。ミーレの30年物の洗濯機である。前回の時も可成り暴れ回っていたことは気が付いたが、今回は流石に放っておけずにシャットダウンした。偏りを除き、減量したり色々試しても駄目なので、天板を開けると明らかに挙動が変わっていた。
ドラムは四本のばねで宙づりになっていて、一本は掛け直したことがある。一度はVベルトを交換したことがある。今回はドラムが浮き上がってくる。つまり下の抑えが効かなくなっている。そこで横倒しして調べると、二本のシュックアブソーバーで支えられていて、一本が折れていた。これでは天板を打ち破るほどだ。
そこで、先ずは外したが、ドラムの方が浮いていて、手も入らなく、レンチで回しても緩まない。面倒なので、諦める。回すと火花が飛び散るほどで流石にこれは危ないと思った。どれほどに強いモーターを使っているのだ。
それで100kg近いものを動かすときに無理をした。一時はそれぐらいの体重があったものだが、それはやはり無理になると改めて気が付いた。クライミングには体重は強敵だ。
修理してもまたどこかに無理が掛かりそうで、断念した。ベルトでも39ユーロしていたので、これは80ユーロ以上だろう。そして年末買いを入れることにした。次号機の選択だ。ミーレはやはりよい。これに関しては誰も異論がない。しかし同じ意見がネットにもあった。三十年も使えば最高の技術でも時代遅れに、特にエネルギーや水の消費量では水準が落ちてくるというものだ。幸い当時1800マルクほどを出して購入したが、資を取った。同時に振動とかではやはり満足とはいかないことになっていた。それなら最長15年で半額でもいいではないか。
技術先端のボッシュと共同制作のジーメンスを発注した。ドラムが小さめで、なによりも手頃な価格だ。商品的には中共のハイヤーなどの方がいいのかもしれないが、使ってみたことが無かったので、そのプログラムなどに期待したい。なによりも上手く動けばとても静かで夜でも使えるようになっているらしい。来週の木曜日に配送されて、古い洗濯機も持って行ってくれるのが大切だ。
その仕事をしながら床を拭いたりして、前日に放送されたラトル指揮「トリスタンとイゾルテ」を流していた。やはり管弦楽が喧しい、それに負けまいと特にイゾルテのヴェストブロークの「馬鹿声」が喧しい。あれを何時間も聞かされたものだから参った。その後もペトレンコ指揮でも同じような歌い方しか出来ないのも分かった。
当時バーデンバーデンでも「声楽付き楽劇」として評価はあったのだが、オペラを最高の所で体験するようになると、ラトル指揮の楽劇などは音楽の一面を表しているに過ぎないと分かる。当時のバーデンバーデンの興業師の支配人のモットーも舞台は音楽を邪魔しない程度の認識だったので、そうした高度な音楽劇場などは求められておらず、聴衆も多くは到底その程度には至っていなかったのだ。
その後のベルリンでの演奏会上演のDCHでのアーカイヴのインタヴューにこの時の舞台の映像が幾らか含まれていた。全く興味が無かったので気が付いていなかったのだが、これはこれで貴重である。
参照:
耐えるか、白物家電のBMW 2009-11-19 | 生活
声楽付き楽劇「トリスタン」 2016-03-22 | 音
ドラムは四本のばねで宙づりになっていて、一本は掛け直したことがある。一度はVベルトを交換したことがある。今回はドラムが浮き上がってくる。つまり下の抑えが効かなくなっている。そこで横倒しして調べると、二本のシュックアブソーバーで支えられていて、一本が折れていた。これでは天板を打ち破るほどだ。
そこで、先ずは外したが、ドラムの方が浮いていて、手も入らなく、レンチで回しても緩まない。面倒なので、諦める。回すと火花が飛び散るほどで流石にこれは危ないと思った。どれほどに強いモーターを使っているのだ。
それで100kg近いものを動かすときに無理をした。一時はそれぐらいの体重があったものだが、それはやはり無理になると改めて気が付いた。クライミングには体重は強敵だ。
修理してもまたどこかに無理が掛かりそうで、断念した。ベルトでも39ユーロしていたので、これは80ユーロ以上だろう。そして年末買いを入れることにした。次号機の選択だ。ミーレはやはりよい。これに関しては誰も異論がない。しかし同じ意見がネットにもあった。三十年も使えば最高の技術でも時代遅れに、特にエネルギーや水の消費量では水準が落ちてくるというものだ。幸い当時1800マルクほどを出して購入したが、資を取った。同時に振動とかではやはり満足とはいかないことになっていた。それなら最長15年で半額でもいいではないか。
技術先端のボッシュと共同制作のジーメンスを発注した。ドラムが小さめで、なによりも手頃な価格だ。商品的には中共のハイヤーなどの方がいいのかもしれないが、使ってみたことが無かったので、そのプログラムなどに期待したい。なによりも上手く動けばとても静かで夜でも使えるようになっているらしい。来週の木曜日に配送されて、古い洗濯機も持って行ってくれるのが大切だ。
その仕事をしながら床を拭いたりして、前日に放送されたラトル指揮「トリスタンとイゾルテ」を流していた。やはり管弦楽が喧しい、それに負けまいと特にイゾルテのヴェストブロークの「馬鹿声」が喧しい。あれを何時間も聞かされたものだから参った。その後もペトレンコ指揮でも同じような歌い方しか出来ないのも分かった。
当時バーデンバーデンでも「声楽付き楽劇」として評価はあったのだが、オペラを最高の所で体験するようになると、ラトル指揮の楽劇などは音楽の一面を表しているに過ぎないと分かる。当時のバーデンバーデンの興業師の支配人のモットーも舞台は音楽を邪魔しない程度の認識だったので、そうした高度な音楽劇場などは求められておらず、聴衆も多くは到底その程度には至っていなかったのだ。
その後のベルリンでの演奏会上演のDCHでのアーカイヴのインタヴューにこの時の舞台の映像が幾らか含まれていた。全く興味が無かったので気が付いていなかったのだが、これはこれで貴重である。
参照:
耐えるか、白物家電のBMW 2009-11-19 | 生活
声楽付き楽劇「トリスタン」 2016-03-22 | 音